米Microsoft、5G通信に対応した「Surface Laptop 5G」を発表

本日、米Microsoftが、法人向けSurfaceの新モデルとして5G接続に対応した「Surface Laptop 5G」を発表しました。
「Surface Laptop 5G」は今年初めに法人向けとして投入された「Surface Laptop (第7世代)」がベースとなっており、Intel Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)や13.8インチ(2,304×1,536)ディスプレイの搭載など、基本的な仕様は「Surface Laptop (第7世代)」の13.8インチモデルと変わりありません。
主な変更点は、Nano SIMカードとeSIMをサポートし、5G接続が可能になったことで、6本のアンテナを内蔵し、持ち方や環境に応じて電波を自動で最適化して安定した通信が可能です。
また、モバイル通信とWi-Fiをシームレスに切り替えることで、安定した接続を提供する他、Wi-Fiが使えない場所でも他のデバイスにモバイルホットスポット(テザリング)機能を提供することも可能です。
一般的なノートPCではアンテナが筐体の下部に配置されることが多いのですが、「Surface Laptop 5G」は干渉を抑えるためににアンテナを高い位置に配置し、筐体にはマルチレイヤーラミネートという新素材を採用することで、電波の透過性を確保しつつ、耐久性、軽さ、プレミアムな質感も両立しています。
カラーはプラチナシルバーの1色のみで、2種類の構成が用意されており、Intel Core Ultra 5/16GB RAM/256GB SSD搭載モデルが1,799ドル、Intel Core Ultra 7/32GB RAM/1TB SSD搭載モデルが2,699ドルとなっています。
なお、あくまで法人向けのモデルとなっており、現時点では日本での展開は未定です。
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