M1チップ搭載Mac上で動作するARM版Windows 10のパフォーマンス − 「Surface Pro X」を上回る結果に
この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。
本日、開発者のAlexander Graf氏がM1チップ搭載Mac上でARM版Windows 10を動作させることに成功したとお伝えしましたが、MyDriversによると、そのAlexander Graf氏が紹介した方法でM1チップ搭載MacでARM版Windows 10を動作させた場合のベンチマークスコアが明らかになりました。
ベンチマークの測定は「Geekbench 5」を用いて行われ、M1チップ搭載「MacBook Pro 13インチ」のスコア、同MacのQEMU上でARM版Windows 10を動作させて測定したスコア、Microsoft SQ2チップとARM版Windows 10を搭載した「Surface Pro X」のスコアが下記画像の通り。
Alexander Graf氏は、動作速度は「Rosetta 2」ほどではないものの、それに近い速度で動作すると述べていましたが、M1チップ搭載Macで「Rosetta 2」を利用した際のベンチマークスコアはシングルコアが1313、マルチコアが5888だった為、ほぼ同等のスコアであることが分かります。
なお、Alexander Graf氏の方法は、「Windows 10 on ARM64」のInsider Preview ビルドとmacOSのHypervisor.frameworkに加え、オープンソースのプロセッサエミュレータである「QEMU」にカスタムパッチを適用して動作させる方法となっています。
https://taisy0.com/2020/11/28/127999.html
https://taisy0.com/2020/11/16/127665.html
コメント
コメント一覧 (4件)
“同Mac上で”と書いてますがQEMU上でのベンチスコアはこの人が測ったものでこの人はmacOSでのスコアを出していません。またMacBook Proで動かしたとも言っていません。
https://twitter.com/imbushuo/status/1332484912549687297
https://twitter.com/imbushuo/status/1332772957609922561
ネイティブで動かせるARM版Windowsで既存バイナリ動かせるようにもなれば(あれX64で動かせるんだっけ)、新たにAppleがBootCamp対応して無敵になるかもですね
こういう話もあるしね。
https://note.com/njrecalls/n/nf7f5e48c255f
Rosetta2 の Intel アーキテクチャ エミュレーションのために、メモリアクセスオーダーを Intel の物と同じにするモードを CPU レベルで追加した。と。