「iPhone SE 4」はApple Intelligence対応の為に8GB RAMを搭載か
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先日、BloombergのMark Gurman氏が2025年春に発売見込みの次期iPhone SEこと「iPhone SE 4」にApple Intelligenceが搭載されることは間違いないと報告していましたが、Apple Intelligenceのハードウェア要件により、「iPhone SE 4」は8GBのRAMを搭載する可能性が高くなりました。
現在、AppleのiPhoneシリーズの中で「iOS 18.1」に搭載されるApple IntelligenceをサポートしているのはA17 Proチップや8GB RAMを搭載した「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」のみで、「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」は6GBのRAMしか搭載していない為、Apple Intelligenceに対応していません。
Appleは「WWDC24」の基調講演でApple Intelligenceのハードウェア要件はA17 ProチップとM1/M2/M3/M4チップを挙げていますが、その後、「The Talk Show Live From WWDC 2024」というイベントで、Neural Engineの性能やRAMの容量も関係していることが明らかにされており、本当に「iPhone SE 4」でApple Intelligenceが利用可能になるのであれば、A17 Pro以上の性能を誇るチップが搭載されることになります。
そうなった場合、Appleが「iPhone 16」シリーズの登場と共に「iPhone 15/15 Plus」を廃止しない限り、500ドル以下になると言われている「iPhone SE 4」がApple Intelligenceを実行出来る一方、「iPhone 15/15 Plus」は実行出来ないというラインナップとしては異常な状態に置かれることになります。
実際のところ本当に「iPhone SE 4」がApple Intelligenceに対応するのかどうかはまだ分かりませんが、現行の「iPhone SE (第3世代)」のRAMは4GBとなっています。また、これまでの噂では、「iPhone SE 4」は「iPhone 14」に似たデザインを採用し、有機ELディスプレイ、Face ID、USB-Cポート、アクションボタン、独自設計の5Gモデムチップを搭載すると言われています。
[via MacRumors]
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