M1 UltraチップのCinebench R23のベンチマークスコアが明らかに

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M1 UltraチップのCinebench R23のベンチマークスコアが明らかに

本日、「Mac Studio」に搭載されるM1 UltraチップのGeekBenchのベンチマークスコアが明らかになったことをお伝えしましたが、その後、Cinebench R23のベンチマークスコアも明らかになりました。

これはCPU関連の情報を投稿しているwiteken氏が公開したもので、Cinebench R23のベンチマークは主にCPU性能を測定するもので、M1 Ultraチップのベンチマークスコアは、シングルコアが1562、マルチコアが24566といった結果だった模様。

下記がM1シリーズのCinebench R23のベンチマークスコアをまとめたもので、シングルコア性能はぼほ同じであるものの、マルチコア性能に関してはコア数に比例してスコアが上がっています。

  シングルコア マルチコア
M1 Ultra
(20コア CPU)
1562 24566
M1 Max
(10コア CPU)
1530 12360
M1 Pro
(10コア CPU)
1530 12360
M1
(8コア CPU)
1500 7700



CPU性能はコア数に乗じた結果となりましたが、M1 Ultraはメモリ帯域幅がM1 Maxの2倍の800GB/sとなっており、その帯域幅の違いが活かされるような場面では上記数値以上の性能差が出るものと考えられます。

また、witeken氏はIntelのデスクトップ向け第12世代Coreプロセッサの最上位モデルである「Core i9 12900K」のスコアも併記していますが、こちらのスコアはシングルコアが2019、マルチコアが27699となっており、M1 Ultraを上回る性能となっていますが、「Core i9 12900K」は16コア/24スレッドで、シングルコアの動作周波数が最大5.2GHzとM1 Ultraの最大3.2GHzを大きく上回っていることが要因と考えられます。

なお、M1シリーズの最大の特徴は消費電力の低さで、Appleが公開している情報によると、M1 UltraはWindowsデスクトップパソコンで最速の16コアチップ(Core i9 12900K?)と比べて、同じ消費電力枠で最大90%高いパフォーマンスを発揮し、さらに100Wも少ない消費電力で、Windowsパソコン用チップのピークパフォーマンスを発揮するとのこと。

M1 UltraチップのCinebench R23のベンチマークスコアが明らかに

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