Apple、既存直営店の改装を加速 ー カウンター型「Genius Bar」の復活など

BloombergのMark Gurman氏が、毎週日曜恒例のニュースレター「PowerOn」の最新版で、Appleの直営店であるApple Storeの刷新に関する情報を報告しています。
まず、Appleは急速な拡大や新規出店を続けるのではなく、出店場所をより慎重に選定する方針に転換するとのことで、展開範囲を広げることよりも、今後数年間は世界各地での既存店舗の改装を加速させることに重点を置く模様。
また、既存店舗の改装については、Apple Store内の3つのエリアに焦点を当てたものとなり、その大きな柱となるのが店舗の側面に設けられ、アクセサリやAppleのサービス関連製品を展示・販売するエリア「Avenue」のアップデートで、新たに2つのAvenueセクションが設けられる予定。
その中にはオンライン注文品の受け取り(ピックアップ)用と、「Today at Apple」のハンズオン(体験型)セッション用のエリアが含まれ、現在の店舗レイアウトでは専用のピックアップテーブルや広い座席エリアが設けられていますが、今後はそれぞれが独立した10フィート(約3メートル)幅の区画に統合・配置されることになるとのこと。
オンラインピックアップ用のベイは全面木製となり、上部にはAppleロゴが、下部には注文品を安全に保管するための引き出しが備えられ、手前にはテーブルが設置され、そこで従業員が顧客への商品引き渡しを行う形。
「Today at Apple」用のベイも同様に木製で、上部は巨大なテレビのような外観になり、下部には機材を収納するための施錠可能な引き出しが設けられ、その手前にはインストラクター用の固定式テーブルと、その周囲にいくつかのスツール(椅子)が配置される予定。
2つ目の変更点は、多くの店舗に設置されていた大型ビデオウォールの撤去で、これらは「Today at Apple」のセッションやマーケティング動画の放映に使われてきましたが、Appleはより伝統的な小売スペースを確保するためにこれらを撤去する方針。
多くの店舗では、ビデオウォールの代わりに新しい「Genius Bar」が設置されます。これらもすべて木製の構造となり、アクセシビリティを考慮して2種類のカウンターの高さが採用され、背景には収納用引き出しや大型の製品ポスターが配置されます。

また、今回の改装はスタッフ向けのエリアにも及び、新しい休憩室や刷新されたバックヤードエリアなどが含まれる他、朝礼のルールも厳格化され、飲食やデバイスの使用が禁止されるほか、終始立ったままで参加することが求められるようになるそうです。さらに、すべての店舗の従業員は、その日最初に来店するユーザーを拍手で迎えることも求められるようになるとのこと。
なお、これら改装の一部は、既に一部の店舗で導入が開始されており、現在、全店舗に展開する計画が進められており、そのペースは当初の予定よりも早められています。
[via Apple Insider]


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