「iPhone 18 Pro」のA20 Proチップのベンチマークデータまとめ ー シングルコア性能は現時点でAppleシリコンの中ではトップ

先日、「iPhone 18 Pro」および「iPhone 18 Pro Max」のものとされるGeekBenchのベンチマークスコアが明らかになりましたが、その後、最新版のGeekBench 7のベンチマークデータも複数投稿されており、CPU・GPUともにスコアが判明したことからまとめてみました。
まだサンプル数が少ないものの、「iPhone 18 Pro」とみられる機種ID「iPhone19,2」と「iPhone 18 Pro Max」である機種ID「iPhone 18 Pro Max」の2つのモデルの各種ベンチマークデータが確認されています。
「iPhone 18 Pro」と「iPhone 18 Pro Max」に搭載されるチップは同じ仕様のA20 Proチップで、A20 Proチップの動作周波数は4.93GHzとA19 Proチップの4.26GHzから大幅に向上しているのが特徴で、L1/L2キャッシュの容量も全て増量されているのも特徴です。
各チップの仕様比較
| モデル | A20 Pro | A19 Pro | A18 Pro |
|---|---|---|---|
| CPU | 6コア 高性能x2+高効率x4 | 6コア 高性能x2+高効率x4 | 6コア 高性能x2+高効率x4 |
| GPU | 7コア | 6コア/5コア | 6コア |
| Neural Engine | 32コア | 16コア | 16コア |
| プロセスルール | 2nm | 3nm | 3nm |
| 動作周波数 | 4.93GHz | 4.26GHz | 4.04GHz |
| RAM | 12GB | 12GB | 8GB |
| L1命令キャッシュ | 160KB | 128KB | 128KB |
| L1データキャッシュ | 98KB | 64KB | 64KB |
| L2キャッシュ | 8MB | 6MB | 4MB |
CPU性能
A20 ProチップのGeekBench 7のベンチマークスコアは、シングルコアが4042、マルチコアが11691で、Appleシリコンでシングルコアのスコアが4000を上回ったのはMac/iPad向けのMシリーズチップも含めてA20 Proチップが初めて。(恐らくまもなく搭載Macが発売されるM6チップがさらに上回ってくるものと予想されますが…)
マルチコアのスコアもAシリーズチップとしては初めて10000を上回り、シングルコア・マルチコアともに大幅に性能が向上しています。
A19 Proチップと比較すると、シングルコアで約28%、マルチコアで約33%の性能向上となっています。
下記が他のAppleシリコンとのスコアを比較したグラフですが、シングルコアではM5 Maxチップをも上回っており、マルチコア性能ではM3チップと同等レベルとなっています。

GPU性能
次にGPU性能ですが、A20 ProチップのGeekBench 7のMetalのスコアは63294で、A19 Proチップと比較して約48%向上しており、Appleの公称値は最大40%向上とのことだったので、それを上回る結果に。
また、下記が他のチップとの比較グラフで、流石にMシリーズチップのProモデルやMaxモデルには到底及ばないものの、M5チップの8コアGPUモデルに肉薄する性能となっています。



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