【レビュー】4K撮影に対応した超小型アクションカム『Insta360 GO 3S』ー Appleの「探す」対応など、細かな新機能も多数追加

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【レビュー】4K撮影に対応した超小型アクションカム『Insta360 GO 3S』ー Appleの「探す」対応など、細かな新機能も多数追加

Insta360が先月に発売した最新アクションカメラ「GO 3S」を提供して頂いたので紹介します。

「GO 3S」は「GO」シリーズの最大の特徴である親指サイズの「小ささ」を引き継ぎつつ、いくつかのアップグレードが施された最新モデル。「GO」シリーズは通常のアクションカメラのように使用出来る他、本体と親指サイズのカメラ部分を分離でき、カメラ部分を様々な場所に取り付けてハンズフリーでPOV撮影(一人称視点撮影)が簡単に実現出来ます。

今回発売された「GO 3S」は、基本的には「GO 3」の特徴を引き継ぎつつ、カメラ性能が向上しており、最大4K(3840×2160ドット/30fps)解像度の動画撮影に対応した他、歪みの少ない超広視野角で撮影出来るメガ広角FOVでの撮影やカメラに触れることなく設定した時間ごとに自動に撮影し、自動編集で音楽に合わせてハイライトを結合して壮大な動画に仕上げることができ、旅行やVlogに最適なインターバル動画の撮影、ジェスチャー操作、Appleの「探す」ネットワークへの対応、クイックファイル転送など多数の機能に対応しています。

「GO 3S」の主なスペックはこちらをクリック
写真解像度4000×2250 (16:9)
2880×2880 (1:1)
3968×1472 (2.7:1)
4000×3000 (4:3)
動画解像度動画
4K: 3840×2160@24/25/30fps
2.7K: 2720×1536@24/25/30fps, 2752×1530@50fps.
1080p: 1920×1080@24/25/30/50fps

FreeFrame 動画
4K: 3840×2880@24/25/30fps
2.7K: 2720×2040@24/25/30/50fps
1080p: 1920×1440@24/25/30/50fps

タイムラプス
4K: 4000×3000@30fps (最適な品質を得るには、Insta360 Studio を使用してエクスポートしてください。)

タイムシフト
4K: 4000×3000@30fps (最適な品質を得るには、Insta360 Studio を使用してエクスポートしてください。)
2.7K: 2720×2040@30fps

スローモーション
2.7K: 2720×1530@100fps
1080p: 1920×1080@120/200fps

プリ録画
4K: 3840×2160@24/25/30fps
2.7K: 2720×1536@24/25/30fps, 2752×1530@50fps.
1080p: 1920×1080@24/25/30/50fps

ループ録画
4K: 3840×2160@24/25/30fps
2.7K: 2720×1536@24/25/30fps, 2752×1530@50fps.
1080p: 1920×1080@24/25/30/50fps
写真形式JPG
DNG (アプリまたは Studio 経由で JPG に書き出し可能)
動画形式MP4
写真モード写真、HDR写真、インターバル写真、スターラプス
動画モード動画、 FreeFrame 動画、 タイムラプス、タイムシフト、スローモーション、プリ録画、ループ録画、インターバル動画
カラープロファイル標準、鮮やか、フラット、ポートレート
カラーアークティックホワイト、ミッドナイトブラック
オーディオモード風切り音低減、 ステレオ、方向性強調
ストレージ64GB / 128GB
目次

同梱品や外観デザインなど

まず同梱物は、左上から時計回りに、クイックスタートガイドやシールなどの各種冊子、磁気ペンダント、USB-A-USB-Cケーブル、簡易クリップ、ピボットスタンドのベース、ピボットスタンド、本体。

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前面はカメラ本体が内蔵されている以外は特に何もないシンプルなデザイン。

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本製品の特徴であるアクションポッドとカメラ部分は取り外せ、カメラはアクションポッドに爪と磁石で取り付ける仕組みで、ある程度の距離まで近づけると磁石で吸い寄せられると共に爪でロックがかかる為、装着ミスもなく、簡単に取り付けることが可能。また、一度取り付けてしまうと爪でロックされる為、余程でない限り取れない仕様。カメラの背面には6つの端子があり、これでアクションポッドで接続し、充電なども行う仕組み。

アクションポッドの背面はディスプレイがあるのみ。このディスプレイはフリップ式なので画面を動かせることが可能で、様々な撮影シーンに合わせて角度を変えることができ、180度上に向けることで自撮りにも利用可能。

アクションポッドの上面にはシャッター/録画ボタンがあるだけのシンプルなデザイン。

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アクションポッドの左側面は電源ボタンとクイックボタンとスピーカーがあり、クイックボタンは撮影モードの切り替えやプリセットの切り替えを素早く行う為のボタン。また、オプションから役割を様々な機能にカスタマイズすることも可能。アクションポッドの右側面はカメラ本体を取り外す為のロック解除ボタンと充電およびデータ転送用のUSB-Cポート。

アクションポッドの底面は特にネジ穴などもなく、唯一、ピボットスタンドや別売りのクイックリリースマウントを取り付ける為のフック(爪)を引っ掛ける部分が両端に用意されています。また、底面にはピボットスタンドやクイックリリースマウントなどを取り付ける際の補助用の磁石も内蔵されています。

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同梱されているピボットスタンドは底面には三脚穴があり、自由雲台のように角度が変えられるのも特徴。また、アクションポッドだけでなく、「GO 3S」本体だけでも装着可能なので、手持ちの撮影の場合でもより小型のアクションカメラのような感じで目立たない形に。

本製品の最大の特徴は、アクションポッドから「GO 3S」本体を取り外してウェアラブルカメラのように使用出来ることですが、同梱の磁気ペンダントを利用することで服の胸部分に取り付けることが可能で、これでハンズフリーで一人称視点の動画を撮影できます。

磁気ペンダントは紐の長さが調節出来るようになっており、男性から女性、子供まで様々な体格のユーザーでも使用可能で、「GO 3」に付属していたものよりもより快適な体験のために放熱性が向上した新しい内部断熱設計が採用されています。

磁気ペンダント部分は服から出して「GO 3S」を取り付けるよりも、服の内側に入れて布地を挟んで取り付けた方がブレが少なくなります。また、磁気ペンダントにそのまま「GO 3S」を取り付けた場合はカメラの向きが変更出来ない為、付属の簡易クリップを使って取り付ける方法もあり。

また、簡易クリップを使ってキャップのつば部分やペットの首輪に取り付けることが可能。さらに、カメラ単体でもレンズの逆部分を押すと動画の再生を開始することが可能で、アクションポッドでその映像を見ながら遠隔操作も可能です。

トラベルキットの紹介

今回はトラベルキットも一緒に提供頂いたので、紹介します。トラベルキットは上述した基本セットに加え、クイックリリースマウント、ミニ三脚付き自撮り棒、収納ケースが付属しており、 「GO 3S」を良く持ち出すユーザーには必須のセットとなっています。

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クイックリリースマウントは、ピボットスタンドと同じく強力な磁石と留め具のシステムでアクションポッドおよび「GO 3S」本体の両方に取り付けることが可能で、下部には1/4インチネジマウントとGoProマウントの変換アダプタを備えているので、様々なアクセサリを取り付けるために使用出来ます。前述した通り、アクションポッドの底面や「GO 3S」本体の裏面にはアクセサリと取り付けるための機構が何もない為、手で持って撮影する場合は何かしらのスティックや三脚を接続する必要があり、ピボットスタンドかクイックリリースマウントが必須となっています。クイックリリースマウントは側面にあるボタンで簡単に取り外せ、取り付ける際も近づけるだけで磁石と爪でロックしてくれます。

クイックリリースマウントはあくまでピボットスタンドは1/4インチネジマウントとGoProマウントに対応したアクセサリを取り付ける為のマウントで、角度などは変えることが出来ない為、カメラの角度を色々と動かしたい場合はピボットスタンドを使うといった感じです。

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▲クイックリリースマウントとミニ三脚付き自撮り棒を取り付けた図

ミニ三脚付き自撮り棒は、三脚と自撮り棒が一体化しており、「GO 3S」を手で持って撮影する際に最適な他、重さは97gで、最大27cm延ばすことが可能。1/4インチマウントのユニバーサルなインターフェースで、あらゆるアクションカメラに対応し、三脚部分を閉じて手に持った際に滑らないようゴムが貼られており、三脚の各脚の接地面にも滑り止めのゴムが貼られています。

最後は収納ケースで、「GO 3S」の基本セットに加え、トラベルキットに付属するクイックリリースマウントとミニ三脚付き自撮り棒を収納出来ます。外側はファブリックが貼られているものの、堅牢なハードシェルケースとなっており、内部も各製品が動かないようぴったり入るようになっていて、しっかりと保護してくれます。

蓋の裏にあるメッシュ部分は薄いものであれば収納可能で、手で持ちやすいようストラップも付いています。ケースの重さは260gで、サイズは232x157x67mm。保護性能は問題ないものの、思ってるよりもちょっと大きいので、普段の持ち歩き用というよりは、キット名の通り、旅行用といった感じでしょうか。ただ、使わない時は収納ケースとしても利用出来るので、「GO 3S」を購入する場合は最も検討しても良いアクセサリのセットだと思います。

GO 3Sの新機能

4K動画撮影対応

「GO 3」では最大2.7K/30fpsでの撮影だったのが、「GO 3S」では最大4K/30fpsでの撮影に対応しています。

早速その4K解像度で撮影した動画を紹介しますが、設定ミスで4K/30fpsではなく、4K/24fpsで撮影してしまった動画となっています。磁気ペンダントを使って胸元に固定して撮影したもので、傾き補正機能は有効。フレームレートの問題で照明類のチラツキが気になるものの、映像そのものはシャープな映像となっています。

▲4K/24fps(FOVはDEWARP)で胸に固定して手ぶらで撮影

今度はアクションポッドに装着し、ミニ三脚付き自撮り棒に取り付けて手持ちで撮影した動画。こちらも4K/24fpsで撮影したもの。ジッターブラー低減を有効化していない為、歩く際の揺れで外からの明かりがブレてしまう現象が出ていますが、これはジッターブラー低減機能を有効化すれば低減可能(ちゃんと設定すれば良かったと後悔)。薄暗い建物内なのでどうしてもノイズが気になる印象。

▲4K/24fps(FOVはDEWARP)で手持ちで撮影

移動しながらのタイムラプス動画が作成出来るタイムシフトも4K撮影に対応しています。そのサンプル映像が下記の動画ですが、後半はかなり揺れが酷いので大画面で見る場合は注意は必要。

次は2倍ズームを使用した際のサンプル映像で、画面内にあるアイコンをタップすることで2倍ズームが可能。同社のアクションカメラ「Ace Pro」では画面内の好きな場所をダプルタップすると2倍ズームが可能でしたが、「GO 3S」はアイコンをタップする必要あり。また、2倍ズーム時は画質が低下するので、気休め程度と思っておいた方が良さそう。

▲4K/30fpsで三脚で固定して撮影

メガ広角FOV

「GO 3S」では写真および動画撮影時に新たに「メガ広角」といったFOV(視野角)での撮影が出来るようになっており、写真は「DEWARP」「ULTRA」「MEGA」の3通り、動画は「NARROW」「DEWARP」「ULTRA」「MEGA」「ACTION」の5通りから選択可能。

画角特徴
NARROWイメージの歪みがないFOV
DEWARP歪みが極めて少なく、スキーやVlogなどの撮影向け
ULTRA登山やハイキングなどのアウトドアスポーツなど、広い視野が必要なシーンに最適
MEGA広角撮影や都会のシーンでの撮影に最適。
ACTIONスキーやサイクリング、その他スポーツの撮影に最適。傾き修正には非対応。

「NARROW」以外のFOVを比較したものが下記画像で、「ULTRA」と「MEGA」は同じような画角ですが、より歪みが少なくなっていることが分かります。

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ダイナミックタイムラプス

「ダイナミックタイムラプス」は撮影したタイムラプス動画をクロップして方向を変えることで動きのあるタイムラプス動画を作成出来る機能で、撮影後にスマホアプリで編集する際に用意された複数の動きを適用可能です。

実際に作ってみた映像が下記動画で、4K/30fpsで撮影したものを編集しています。

クイックファイル転送

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クイックファイル転送は、アクションポッドの撮影した動画や写真の画面右下に専用アイコンが表示されるので、それをタップすると、その動画や写真を接続しているスマホに直接転送が可能。

また、「GO 3S」とスマホの接続が切れている場合は、アイコンをタップするとスマホに通知が表示され、通知をタップすると「GO 3S」との接続が開始され、接続後に自動で転送される仕組み。

アスペクト比の簡単切り替え

「GO 3S」ではカメラ本体の向きに基づいてアスペクト比を自動で決定してくれ、本体の向きを変えると自動で横向きでの撮影、縦向きでの撮影に切り替えてくれるのでわざわざ設定から変更する必要がなくなりました。

▲iPhone 15 Proで三脚などなしで撮影したのでブレブレですが…

ジェスチャー操作

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三脚などで立てて自撮りなどをする際にジェスチャー操作で撮影を開始出来るようになりました。今のところ対応している操作は2つのみで、1つは手の平をカメラに向かって上げると動画の撮影が開始でき、もう1つはピースサインをすると写真を撮影してくれます。

なお、同機能はオプションなのでオン/オフ可能です。

録画キャンセル

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動画撮影中にシャッターボタンを長押しすると、撮影が即座にキャンセルされ、キャンセルした場合はその録画したファイルも一緒に削除されます。

AppleのFind My(探す)対応

「GO 3S」のカメラ単体がAppleの「探す」ネットワークに対応し、設定することで誤ってどこかに置き忘れたり、落としてしまった場合に追跡することが可能に。

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「GO 3S」の電源がオフの場合でも追跡することは可能なものの、あくまでバッテリーが残っている必要があり、「探す」ネットワーク内にある限り、距離制限なしで追跡できるものの、近くのAppleデバイスがBluetoothを介して位置を検出する必要があります。

他の「探す」対応アクセサリや紛失防止タグなどと同じく、iPhoneの「探す」アプリから連携させることが可能です。

インターバル動画撮影

今回は試せなかったが、インターバル動画撮影にも対応しており、同機能は設定した間隔と撮影時間で自動で電源をオンにして撮影し、撮影後にまた電源をオフにし、バッテリーを節約すると共に、撮影完了後は自動編集で1つの動画に仕上げてくれるといったもの。

家族旅行やペットの1日、Vlogに最適な撮影方法で、Vlogやペット、ライディング、ランニング、キッズ、ボールスポーツ、ドライブ、料理といった設定がプリセットとして予め用意されている他、インターバル時間、撮影時間、解像度やFOVといった各種設定などを好きにカスタマイズして撮影することも可能。

その他

他にも、新しい動画などを撮影するとすぐにスマホに通知を送信し、通知からクリップをプレビューして編集出来る「即座にアプリプレビュー」の機能(iOS限定)や、NDフィルターを使用せずに臨場感あふれるモーションブラースタイルのショットを撮影出来る「モーションND」なども利用可能になりました。

また、スローモーション撮影もアップグレードされており、「GO 3」では最大120fpsまでだったのが、「GO 3S」では最大200fpsでの撮影が可能となっています。

さらに、「GO 3S」本体の防水性能が向上しており、「GO 3」では最大5mまでだったのが、IPX8規格に対応し、最大10mまでの防水に対応しています。(アクションポッドは引き続きIPX4相当の防滴仕様)

「GO 3S」と「GO 3」の違い一覧

上記以外にも細かな仕様も一部変更されており、下記に違いをまとめてみました。

GO 3SGO 3
カメラ単体のCPU処理性能GO 3比で50%向上
絞りF2.8F2.2
35mm判換算焦点距離16mm11mm
最大解像度4K2.7K
最大フレームレート1080p@200fps1080p@120fps
最大動画ビットレート120Mbps80Mbps
メガ広角 FOV
Apple 「探す」対応
インターバル動画
簡単切り替え
ジェスチャー操作
FlowState手ブレ補正
ストレージ64GB/128GB32GB/64GB/128GB
防水GO 3S:最大10m
アクションポッド:IPX4
GO 3:最大5m
アクションポッド:IPX4
重さGO 3S:39.1g
アクションポッド:96.3g
GO 3:35.5g
アクションポッド:96.3g
連続録画時間GO 3S:38分
GO 3S + アクションポッド:140分
GO 3:45分
GO 3 + アクションポッド:170分

スマホアプリでの自動編集が超簡単

Insta360は以前より公式スマホアプリでAIを使った自動編集機能を提供しており、同機能は撮影した動画や写真を選択し(スマホで撮影した動画や写真も使用可能)、1タップで解析と編集を行い、音楽やトランジションを付けて1本の動画に仕上げてくれます。

最大20分までの動画を選択可能で、作成して貰った後に自分でテンプレートや音楽を変更したり、自動で切り取られた動画の再生箇所を変更したりなど、細かな調整も可能。筆者はDJIのアプリの同様の機能を使用したことがありますが、Insta360のアプリの方が選択出来る動画や写真の数に自由が多いものの、写真にズームなどの動きを入れて動画のように仕上げてくれるのはDJIのアプリの方が優れているので、写真をもうちょっと格好良く編集に組み込んでくれるようになれば嬉しいところ。

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実際に「GO 3S」で撮影した動画をスマホ向けの公式アプリの自動編集機能を用いて作成してみたものが下記動画。筆者は動画編集に関しては素人ですが、こんな感じの動画を数分で仕上げることが可能です。

カラーや価格等

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カラーは今回紹介したミッドナイトブラックに加え、アークティックホワイトの2色展開。ストレージ容量は64GBと128GBの2モデルが用意されており、価格は64GBモデルが61,800円、128GBモデルが65,800円となっています。また、記事内で紹介したトラベルキットは64GBモデルが75,100円、128GBモデルが79,100円となります。

トラベルキットに入っている製品の内訳は、クイックリリースマウントが5,400円、ミニ見えない自撮り棒+三脚が4,850円、収納ケースが3,100円なので合計13,350円となっており、通常モデルとトラベルキットの差額は13,300円なので、50円だけお得。たった50円の差なので欲しい製品を個別に購入するというのもアリかもしれません。なお、GoProマウントのアクセサリを使用しない場合はクイックリリースマウントではなくピボットスタンドでも代用可能。

また、本製品は他のアクションカメラにあるようなmicroSDカードスロットがなく、内蔵ストレージのみに動画を保存する形の為、お金に余裕があるのであれば128GBモデルを選んでおいた方が良いと思います。ちなみに128GBモデルのストレージを初期化した状態で、4K/30fpsでの残り撮影可能時間は2時間54分と表示されており、64GBモデルではこの半分の1時間半ほどと考えられます。

なお、ストレージ容量が気になる方向けには、microSDカードにバックアップしたり、スマホやPCに接続して転送出来る「クイックリーダー」が7,800円で別売アクセサリーとして新たに用意されています。

さらに、「GO 3」と「GO 3S」のアクションポッドは同一のもので、「GO 3」を持っているユーザーは「GO 3S」のカメラ単体を購入することで「GO 3S」の機能を利用可能です。

まとめ

磁気ペンダントで胸に着けていると、アクションカメラを手に持っているよりも目立たない為か、すれ違う人に見られることもないので、周りを気にせず撮影出来ます。また、カメラ部分は軽くて小さい為、胸に着けていると着けていることを忘れてしまうくらいなので、新機能のインターバル録画と共に旅行などでの常時撮影やVlogに最適なアクションカメラだと思います。

4K対応で画質が向上したことで、画質を気にする必要もなくなり、様々な新機能も追加され、より完成度を増した印象なので、アクションカメラの1つの選択肢としてはオススメのモデルです。

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