A18 Proチップを搭載した安価な「MacBook」は今年の春に登場か

TrendForceが、最新の調査報告を公開しており、その中で、Appleは2026年春にエントリー〜ミドルレンジ向けの12.9インチの「MacBook」を投入する計画だと報告しています。
報告書の中ではそれ以上の詳細は触れられていないものの、噂されているiPhone向けのAシリーズチップを搭載した安価な「MacBook」のことを指しているものと考えられます。
また、報告書では、景気回復の鈍さや消費者支出の慎重姿勢が続く中、メモリ価格の高騰がノートPCブランドの利益率と価格設定の自由度を圧迫していることから、2026年の世界ノートPC出荷台数予測を前年比5.4%減(約1億7,300万台)へ下方修正したことも明らかにしています。
2026年第2四半期までにメモリ価格の上昇が十分に鈍化せず、かつコスト増を価格に転嫁できない場合、エントリークラスおよび一般消費者向けノートPCの需要はさらに落ち込む可能性があるとも述べています。
ノートPC市場は、サプライチェーンとの関係、製品ラインアップ、販売チャネル戦略、法人需要に大きく依存しており、主要メモリメーカーと長期かつ安定したパートナーシップを維持し、法人向けや中〜高価格帯製品の比率が高く、成熟したチャネルおよび価格管理体制を持つブランドは、現在のメモリ価格上昇に耐え、出荷の安定性を確保しやすいとされています。
その代表例がAppleで、メモリコストが上昇する中でも、統合されたサプライチェーンと強力な価格決定力により、製品構成を柔軟に調整でき、安定かつ大量の調達規模、明確な製品投入スケジュール、高い需要予測精度によって、メモリサプライヤーから優先的な協力を得やすい立場にあるとのこと。
上述した「MacBook」の投入タイミングは決して理想的とは言えないものの、継続的なサプライチェーン効率、規模のメリット、競争力のある価格設定により、購入者の関心を引きつけ、市場浸透と出荷の持続的な維持に寄与するとみられています。


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