衛星経由のメッセージが日本でも利用可能に

Appleが、本日より、iPhone 14以降またはApple Watch Ultra 3のユーザーを対象に、衛星経由のメッセージが日本で利用可能になったことを発表しました。

これまでは、電波の届かない場所で緊急事態に遭遇した特に利用する衛星経由の緊急SOSと、友だちや家族に位置情報を共有する衛星経由の探す機能が利用可能でしたが、本日より衛星経由でメッセージの送受信が可能になりました。

ユーザーが携帯電話通信やWi-Fiの圏外でメッセージを送信しようとすると、衛星経由のメッセージが自動的に、最も近い衛星に接続するように促し、iPhoneのロック画面、Apple Watchの画面、またはメッセージアプリからすぐに接続できます。

接続後、ユーザーはiMessageとSMSでテキスト、絵文字、Tapbackを送受信でき、衛星経由で送信されるiMessageは、プライバシーがはじめから組み込まれており、エンドツーエンドで暗号化されます。

また、同サービスはGlobalstarが提供しており、auがStarlinkと提携して提供している「au Starlink Direct」とはまた別のサービスとなり、auユーザーは両方のサービスで衛星に接続することが可能ということになります。

なお、衛星経由のメッセージは、iOS 18以降を搭載したiPhone 14以降、およびwatchOS 26以降を搭載したApple Watch Ultra 3向けに提供され、アクティベーション後2年間は無料で利用できますが、無料期間終了後の料金はまだ未発表です。

・プレスリリース – Apple