AppleがF1の米国での放映権を獲得か|既存のESPNを上回る放映権料を提示との情報
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Yahoo! Sportsなどによると、米AppleがF1の米国での放映権の獲得に前進していることが分かりました。
AppleはF1の商業権保有者であるリバティ・メディアに対し、F1放映権料として年間1億2,000万ドル〜1億5,000万ドル(約177億円〜約220億円)を提示し、これは今シーズン終了後に契約満了を迎えるESPNが支払っている8,500万ドル(約125億円)を上回ります。
リバティ・メディアはAppleを選択する方向に傾き始めているとのこと。ちなみに、ESPNの来期放映権の提示額は9,500万ドルだったようで、ESPNとしてはAppleと同額の提示額を支払う予定はない模様。
Appleが公開したブラッド・ピット主演の映画「F1」は、公開2週での全世界興収が3億ドルに迫るなど大ヒットしており、AppleとF1は事実上既に提携関係にあるようなもので、Appleが放映権を獲得した場合、映画制作に利用されたカメラ技術などがF1放送にも使われ、ESPNが提供している映像よりもはるかに没入感のある視聴者体験が実現する可能性があるとみられています。
ただ、F1のドキュメンタリーシリーズ「Drive to Survive」で大成功を収めたNetflixも、放映権争いに名乗りを上げる可能性があると噂されており、実際にどうなるのかはもう少し様子見が必要です。
なお、今回の放映権の話はあくまで米国での放映権のことで、日本での放映権を保持しているのはDAZNとフジテレビとなっています。
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