【レビュー】自転車用スマートロック『SESAMI サイクル 2』ー 物理キー不要で自転車の解錠が超簡単に

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【レビュー】自転車用スマートロック『SESAMI サイクル 2』ー 物理キー不要で自転車の解錠が超簡単に

最近転職し、自転車で通勤することが増えた為、以前より気になっていたCANDY HOUSE JAPANの自転車用スマートロック「SESAMI サイクル2(セサミサイクル2)」を購入したので、折角なので紹介します。

「セサミサイクル2」は登場して数年経ち、自転車用の後付けのスマートロックは他にも色々と存在するようですが、同社の家庭用スマートロック「セサミ」シリーズをずっと使っており、同社製品の動作の安定性や性能を個人的に評価していたので自転車用もセサミにしてみました。

「セサミサイクル2」はスマートフォンとBluetoothで接続し、スマートフォンから自転車の鍵を解錠したり、同社の指紋およびICカード認証パッドである「セサミタッチ」と連携させることで、指紋や交通系ICカードなどでも解錠することが可能。

目次

同梱品や製品外観など

同社のパッケージは最低限の簡易包装となっているものの、パッケージ自体にアプリやサポートなどのQRコードが印刷されている他、保証期間やサービス、困った時の連絡先なども記載されています。

同梱品は本体と取り付け用の各種パーツ、物理キー、交換用の非透明電池カバーといった内容で、取り付け方法は箱の底面に印刷されており、それでも分からない場合はQRコードを読み込むといった感じ。同社製品は価格が安いが、こういったところで省けるものを省いて効率化を図っていることが伺えます。

筆者が購入したのはブラックモデルで、電池カバー以外の部分はマットな塗装が施されており、電池カバーは標準では透明なものが取り付けられています。中の電池が見えない交換用の黒色の電池カバーも用意されていますが、本体がマットな質感なのに対し、カバーは光沢があり、交換してもカバー部分だけ少し浮いて見えるので、個人的には黒カバーもマットな質感のものに合わせてくれたら良かったかなと思います。なお、本体はIPX4等級の防水性能を備え、雨の日も安心な設計となっています。

【レビュー】自転車用スマートロック『SESAMI サイクル 2』ー 物理キー不要で自転車の解錠が超簡単に

電池切れや何らかの問題発生時などの緊急時は電池カバーの下にあるゴムのキャップを外すと物理キーの鍵穴があるので、そこから物理キーでも解錠することが可能。物理キーはスペアも合わせて2つ用意されているものの、ティンプルキーなどではなく、通常の鍵となっています。

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本体背面にはリセットボタンが搭載されており、このボタンを長押しすることでリセット可能です。

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なお、電池は高性能高容量1800mAhのCR123AHが1本同梱されており、一本使用で3年間利用可能とのこと。実際には解錠回数などによって変動すると思いますが、電池はAmazonなどで少し容量の少ないものが2本で900円ほど購入可能で、同梱品と同じものがCANDY HOUSE公式ストアで2本セットで770円(送料別)で販売されています。

実際に取り付けてみた

取り付けは一般的な自転車の鍵と同じで、付属の金具で自転車の後輪部分にネジで固定するだけ。タイヤ(泥除け)取付幅が52mm以下に取り付け可能で、取り付け部のフレームの太さに合わせて3サイズ(Φ13mm・Φ16mm・Φ19mm)の金具が用意されていますが、あくまで本製品はママチャリなどのシティサイクル向けの製品となっていることから、ミニベロ、クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクなど、一部のモデルには取り付けできなかったり、取り付けるのに別途金具などを用意する必要がある場合があります。

筆者が取り付けたのはRiteway(ライトウェイ)というメーカーの「GLACIER(グレイシア)」と呼ばれるミニベロで、20インチの小径車ではあるものの、タイヤにBMX用のタイヤを採用しており、タイヤの幅が1.95インチ(約5センチ)と一般的な自転車に比べると太く、ネットで検索してもこの「GLACIER」に「セサミサイクル2」を取り付けた例が出てこなかったので、購入前は実際に取り付けられるか不安でした。

最悪、取り付けられなかったら他のママチャリにでも付ければ良いと思い購入して、仮付けしたところ、取り付け部分のフレームの幅が広く、付属の金具では僅かに届かず。そこで、ネットを検索すると同じようにシティサイクル以外の自転車に取り付ける場合に水道用ホースなどを留める際に使用するホースバンドで代用出来るとの書き込みを見つけ、実際にホームセンターで購入してきたホースバンドで取り付けたところ無事に装着出来ました。

タイヤに干渉しないかどうかも気になりましたが、最終的には左右5㎜ずつくらいの隙間があるように取り付けできました。走行中の揺れでズレてタイヤに接触しないようかなりしっかり留めています。また、鍵を施錠する際はオートではなく手動なので、走行中に誤って施錠されるといったこはないのでご安心を。

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取り付け後はスマホ向けに用意されている「セサミ」アプリに登録するだけで使用可能で、解錠する場合は下記画像の「セサミサイクル2」の横に表示されている鍵アイコンをタップすることで解錠出来ます。また、自転車を共有する場合に鍵をシェアすることも可能です。

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▲セサミサイクル2の設定画面

セサミタッチの併用が超便利!!

「セサミサイクル2」は上述した通り、連携したスマホのスマホアプリからロックを解除する仕込みですが、同社が別途販売している「セサミタッチ」を追加することで、より簡単にロック解除が可能になります。

「セサミタッチ」は指紋認証パッドとICカードリーダーを内蔵したデバイスで、サイズは約3.8cm×6cm。自転車の取り付けるにはちょっと大きい気もしますが、別売りの「SESAME タッチホルダー(自転車専用)」を使用することで自転車のハンドルなどに取り付けることが可能。

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▲セサミタッチをハンドルに装着したところ

実際に指紋とICカード(iPhoneに内臓したICOCA)で鍵を開ける様子を撮影したものが下記動画。

指紋とICカードではICカードを使った方が少し早く認識してくれます。指紋は最大100件、ICカードは最大1000件まで登録可能なので、指紋は同じ指でも複数の角度を登録することでより精度が向上します。

また、ICカードは交通系ICカードだけでなく、タッチ決済対応のクレジットカードや事務所などのルームキーのようなものでも解錠可能でした。一番取り出しやすい普段使っているカードを登録しておくのが一番かもしれません。動画のようにスマホのウォレットアプリに登録した各種ICカードでも解錠可能です。

他にも、「セサミタッチPro」であれば「セサミタッチ」より一回り大きくなるものの、指紋とICカードに加え、パスワードでの解錠も可能です。

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▲セサミタッチの設定画面

筆者の環境では、「セサミサイクル2」の導入前はABUSのブレードロック「BORDO」シリーズを使用していましたが、コンビニなど短時間停める場合でもわざわざブレードロックを外して留めてを繰り返す作業がかなり手間でした。盗難防止の為、人気の少ない場所や長時間駐輪する場合は引き続きブレードロックを使用するものの、短時間の時は「セサミサイクル2」で簡単に施錠と解錠ができるようになったのでかなり楽になりました。

「セサミサイクル2」ではスマホだけで解錠出来るので、それだけでもスマートに解錠出来るのですが、「セサミタッチ」を導入することで、ハンドル部分に指やスマホを当てるだけで解錠できる快適さは一度慣れるともう戻れない便利さとなっています。

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「セサミサイクル2」は4,378円(税込)、「セサミタッチ」は3,278円(税込)、「SESAME タッチホルダー(自転車専用)」は1,078円(税込)と全部買うと約8,700円+送料と、ちょっと自転車の鍵としてはかなりの額にはなってしまうものの、毎日自転車に乗るような人にはかなりオススメのデバイスとなっています。

また、Amazonでも各製品とも購入可能ですが、送料込みでもCANDY HOUSEの公式ストアで購入する方が安く買えるので、購入する場合はCANDY HOUSE公式ストアの方がオススメです。

キャンディハウス(Candy House)
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