cheero、JR山手線の車内で発火したモバイルバッテリーの原因調査の結果を公開|発火原因はセル内部の短絡

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cheero、JR山手線の車内で発火したモバイルバッテリーの原因調査の結果を公開|発火原因はセル内部の短絡

先月、東京のJR山手線の車内で発生したモバイルバッテリーの発火事案はcheero製の製品であったことが分かっていますが、本日、同社が原因調査の結果を公開しました。

発火事案が発生したのはモバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」で、外部専門家を交えて原因調査を実施した結果、充放電制御基板には燃焼や損傷は見られず、セル(内蔵電池)のみが燃焼していたことが確認されたそうです。そのことから、発火原因はセル内部の短絡によるものと断定したとのこと。

セルが発火に至った直接要因は特定できていないものの、考えられる可能性として以下が挙げられるそうです。

  • 高温環境での使用・保管による熱暴走(直射日光下、高温の室内など)
  • 製造工程での異物混入やセパレーター損傷などによるセル内部不具合
  • 強い圧迫や曲げによる物理的損傷
  • 落下などの衝撃によるセル内部の短絡(ショート)

なお、対象となった「cheero Flat 10000mAh」は発火事案が発生する前からリコールが実施されていた製品で、その対象の製品はShenzhen Blue Times Technologyが製造したモデルで、cheeroが同社から購入して販売している製品は「cheero Flat 10000mAh」となっており、現在販売している他製品において同様の事象は発生しておらず、安全性に問題がないことを確認していることも案内しています。

「cheero Flat 10000mAh」は引き続きリコールを実施しているので、もし利用している場合は下記リンク先をご覧下さい。

【お知らせ】モバイルバッテリー発火事案に関する調査結果のご報告

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