Amazon、一部のユーザーで生成AIを搭載したショッピングアシスタント｢Rufus｣のベータテストを実施

Amazonが、一部の日本のユーザー向けに生成AIを搭載したショッピングアシスタント「Rufus（ルーファス）」のベータ版を展開しています。

「Rufus」は、Amazonショッピングアプリで利用できる、Amazon.co.jpの商品とWeb上の情報を学習した生成AIを搭載したショッピングアシスタントで、ユーザーの購入意向、商品、比較に関する質問に回答し、それに伴うおすすめの商品を表示し、Amazon.co.jpでの買い物の際に商品を見つけやすくなるようにユーザーをサポートしてくれます。

「スムージーを作るには何が必要？」といった買い物の始まりとなる大まかな調べものから、「トレッキングシューズとランニングシューズ、どちらを買うべき？」といった比較をする質問、「この商品の耐久性はどう？」といったさらに具体的な質問まで、ユーザーは普段のAmazon.co.jpでの買い物体験とシームレスに一体化した「Rufus」を使って、希望に合う商品を簡単に探し出せるようになります。

また、「レビューのまとめを見る」をタップして商品詳細ページに掲載されたカスタマーレビューの概要を簡単に確認したり、「このテニスラケットは初心者向け？」「このジャケットは洗濯機で洗える？」「このコードレスドリルは持ちやすい？」など、商品詳細ページを閲覧中にその商品に関する具体的な質問をすることも可能。

まだ一部のユーザーのみでの展開ですが、対象となったユーザーはAmazonショッピングアプリの右下の「Rufus」のアイコンをタップするとチャットボックスが画面に表示されるので、自分が入力した質問への回答を表示したり、関連する質問をタップしたり、追加の質問を行うことができ、下にスワイプしてチャットボックスを閉じれば、いつでも「Rufus」を終了することが出来ます。

なお、今回のテスト期間を経て、さらに多くのユーザーに展開される予定です。

・ニュースリリース – Amazon