【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

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【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

PITAKAが「iPhone 15」シリーズに合わせて発売したアラミド繊維採用ケース「MagEZ Case Pro」シリーズの「iPhone 15 Pro」対応モデル「MagEZ Case Pro 4」を提供頂いたのでレビューします。

「MagEZ Case Pro 4」は、アラミド繊維とTPU(Thermoplastic Polyurethane/熱可塑性ポリウレタン)の2つの材料を結合し、スムーズに一体化したモデルで、アラミド繊維のみで薄型・軽量を謳う通常の「MagEZ Case 4」と違い、アメリカ国防総省が制定した米軍調達規格のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠したテストをクリアした耐衝撃ケースとなっています。

軽くて丈夫なアラミド繊維を3Dインモールド成形技術によりTPUとシームレスに一体化することで、全方位的な保護性能を持ちながら、非常にスリムなケースに仕上げられており、厚さは1.65㎜で、重さは35g。

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

▲背面から側面の一部までは「MagEZ Case 4」と同じくカーボンの様な高級感のあるデザインで、レビューしたモデルは繊維が少し太い「1500D」のアラミド繊維を採用しており、より細い「600D」を採用したモデルも用意されています。(”D”はデニールで、糸や繊維の太さを表すのに使用される計量単位)

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

▲写真では分かり難いが、側面部分はアルミド繊維のカーボン柄とTPU素材の無地柄が途中で切り替わるデザインとなっている。

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

▲側面部分の内側には、空気の層を作るエアバッグが多数内蔵されており、これにより落下時の衝撃から守る仕組み。

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

▲iPhoneと当たる裏地にはナッパレザーが施されており、背面を保護する設計。

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

▲「MagEZ Case 4」と同じく強力なN52SH MagSafeマグネットアレーモジュールを内蔵し、MagSafe対応アクセサリを利用可能。

▲「MagEZ Case 4」と異なり、ボタン類も含めて「iPhone」の周囲全体を覆う設計。各種ボタンは金属製。

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

▲下部はスピーカー・マイク用とUSB-Cポート用の穴が開けられており、USB-Cポート用の開口部は縦が約7㎜、横幅は約17㎜となっているので、使用するUSB-Cケーブルによっては挿せない場合もあるので注意が必要。

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

▲リアカメラ部分はカメラレンズの出っ張りに合わせて金属製のフレームが取り付けられており、リアカメラ側を下にして置いても接しない設計。

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」

▲ディスプレイ側もエッジ部分はディスプレイより僅かに高くなっており、ディスプレイ側を下に向けて置いてもディスプレイが直接接触しない設計。筆者はNIMASO製のガラスフィルムを貼っているが、干渉はありませんでした。

ケース内にNFCタグを内蔵

【レビュー】PITAKAのアラミド繊維とTPUを組み合わせた耐衝撃ケース「MagEZ Case Pro 4」


「MagEZ Case 4」と同じく、「MagEZ Case Pro 4」にもNFCタグが内蔵されており、NFC対応のスマホを使ってPITAKA製ケースの真贋判定ができる他、正規品のケース購入ユーザー限定で提供するゲーム、壁紙、音楽などの特別コンテンツにアクセスすることが可能となっています。

iPhoneの場合は「iPhone 7」以降のモデルであればNFCを読み取り可能で、上記画像の通り、NFCタグはケース中央下部に内蔵されているので、対応するiPhoneの背面上部あたりを近づけることで読み取ることが出来ます。

まとめ

硬い「MagEZ Case 4」と違い、アラミド繊維を採用しているといっても、柔らかいTPUケースといった感じが強いのが手に取った時の最初の印象。また、全面保護タイプで、耐衝撃性を優先しているので仕方がないが、iPhoneに装着するとどうしても一回り大きくなってしまうので、薄さを求めるユーザーには「MagEZ Case 4」の方を推奨します。

軽量・極薄・強度が特徴のアラミド繊維を使う意味があるのかどうかよく分からないのが正直なところで、多少分厚くなっても耐衝撃性を求め、カーボン調のデザインでMagSafeが使えるところが好きなユーザー向けのケースとなります。

なお、「MagEZ Case Pro 4」は記事投稿時点では「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」向けのみ販売されており、「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」に対応したモデルは10月以降に発売予定です。

また、バリエーションは、「1500D 黒/グレーツイル柄」「600D 黒/グレーツイル柄」「1500D 黒/ブルーツイル柄」の3種類で、価格は8,999円(税込)となります。

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MagEZ Case Pro 4 – 公式サイト

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