「Google ストリートビュー」が誕生15周年を迎える − 15年間のマイルストーンや各種ランキングなどを公開

この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。

「Google ストリートビュー」が誕生15周年を迎える − 15年間のマイルストーンや各種ランキングなどを公開

Googleが、今月で「Google ストリートビュー」が誕生してから15周年を迎えたことを記念し、この15年間のマイルストーンを公開しています。

「ストリートビュー」は、世界の360度の地図を作りたいという、Google 創業者の1人であるラリー・ペイジ氏の発想から始まったもので、2007年にサンフランシスコ、ニューヨーク、ラスベガス、マイアミ、デンバーの街並みから開始した「ストリートビュー」は、現在では世界で100 を超える国や地域をカバーしており、日本での「ストリートビュー」の提供は翌年の2008年に開始されました。

過去15年間で、ストリートビューカーは1,600万キロ以上(地球400周以上)を走行して1,700億枚以上の画像を撮影したそうで、画像の撮影は場所によっては数日から数週間かかる場合があり、撮影には多くのストリートビューカーが必要で、それぞれのストリートビューカーには 9 台のカメラが搭載されており、あらゆる視点から高解像度の画像を撮影可能となっています。

これらのカメラはアサーマルレンズを搭載しており、極端な気温の場所でも焦点を変えずに画像を撮影でき、これにより、真夏のデスバレーからネパールの冬山まであらゆる環境に対応しています。さらに、ストリートビューカーには、独自の画像処理センターと、レーザービームで距離を正確に測定するLIDARセンサーも搭載されているとのこと。

また、2012年にはストリートビューカーが走行できない場所の画像を撮影するために、背負って歩くことができるトレッカーが登場し、トレッカーは、ボート、羊、ラクダ、探検隊、日本では秋田犬などによって運ばれ、世界で最も地図を作成するのが難しい場所で、さまざまな角度から高品質の画像を撮影したそうです。

そして、この「ストリートビュー」の15周年を記念して、これまでデスクトップでのみ利用可能だったタイムマシン機能が、AndroidとiOSでも利用可能となっており、スマートフォンで場所のストリートビュー画像を表示すると、画面を下から上にスワイプするだけで、2007年以降に公開された過去のストリートビュー画像を表示可能です。



目次

各種ランキング

ストリートビューで最も人気だった15の国と地域

1. インドネシア
2. アメリカ
3. 日本
4. メキシコ
5. ブラジル
6. スペイン
7. イタリア
8. 台湾
9. フランス
10. イギリス
11. アルゼンチン
12. トルコ
13. コロンビア
14. タイ
15. フィリピン

過去1年間にストリートビューで最も訪問された15の都市

1. インドネシア、ジャカルタ
2. 日本、東京
3. メキシコ、メキシコシティ
4. ブラジル、サンパウロ
5. アルゼンチン、ブエノスアイレス
6. アメリカ、ニューヨーク
7. トルコ、イスタンブール
8. 台湾、台北
9. フランス・パリ
10. 日本、大阪
11. フィリピン、マニラ
12. イギリス、ロンドン
13. アメリカ、ロサンゼルス
14. コロンビア、ボゴタ
15. タイ、バンコク



過去1年間にストリートビューで最も人気だった10の場所

1. ブルジュハリファ(アラブ首長国連邦)
2. エッフェル塔(フランス)
3. タージマハル(インド)
4. 自由の女神(アメリカ)
5. コルコバードのキリスト像(ブラジル)
6. ライオライトの迷宮(アメリカ)
7. ギザの墓地遺跡(エジプト)
8. ホワイトハウス(アメリカ)
9. コロッセオ(イタリア)
10. モナス(インドネシア)

過去1年間にストリートビューで最も人気だった日本の10の場所

1. 東京スカイツリー
2. 冒険ランド
3. 浅草寺
4. 東京タワー
5. 鉄人 28 号モニュメント
6. 大阪城
7. 日田 進撃の巨人 大山ダム銅像
8. 東京ディズニーランド
9. 天空の村・かかしの里
10. 東京駅

最後に、「ストリートビュー」の誕生日を記念して、ナビゲーションのアイコンをお祝いのストリートビューカーに変更出来るようになっており、ドライブ中のナビゲーションでChevronをタップするだけで変更可能です。

公式ブログ

\iPhone 16シリーズの購入はこちら/



googlenewsバナー

記事をシェア!
目次