【PR】BenQの掛け式ライト「BenQ ScreenBar Plus」レビュー − 省スペースでデスクライトを別途使用している人にオススメ
前々から気になっていたBenQのモニター掛け式ライト「BenQ ScreenBar Plus」を入手したので、特徴や外観などのレビューをお届けします。
「BenQ ScreenBar Plus」は発売されてからかなり経つので、既に使用中の人も多いと思いますが、PCの液晶モニターの上に設置可能なデスクライトで、本体は棒状のLED照明となっており、PCの液晶モニターやiMacなどの画面上部に独自開発されたクリップで簡単に引っ掛けて使う仕組み。
また、USB-C給電式となっていることから、余計なコードやコンセントもなく、別途デスクライトを置く必要がなくなることから、省スペースで、PC周りをすっきりさせることが可能。
LEDライト部分の本体にはアルミニウム合金が使用されていて高級感があるデザインとなっており、LEDライトは20度の角度調節が可能で、公式サイトの情報によると、ディスプレイの前の74㎝×35㎝の範囲に最適な明るさ(500ルクス)を提供してくれるようになっています。
「ScreenBar Plus」の外観
同梱物
同梱物は、LED照明本体と取り付け用のクリップ、電源用のUSB-Aケーブルと本体接続用のUSB-Cケーブルが一体化されたリモートコントローラー、取扱説明書といった内容。
照明本体
棒状のLED照明本体には、暖色用と寒色用のLEDが交互に並んでいる。
クリップ
モニターへの取り付けに使用するクリップは、BenQのロゴが印字されている箇所が錘(おもり)のようになっていて適度な重みがあり、モニター上部に安定して取り付けられるようになっている。
また、モニターに接する部分にはゴムが貼られており、滑り止めとモニターを傷つけない仕様となっている。
リモートコントローラー
リモートコントローラーには、電源取得用のUSB-Aケーブルと本体接続用のUSB-Cケーブルが繋がっており、USB-AケーブルはモニターやPCのUSBポート(5V/1A以上)に接続し、USB-CケーブルはLED照明本体に接続します。
リモートコントローラーには、中央部に丸いダイヤル式のコントローラーが搭載されており、これを押し込むと電源のオン/オフ、回すと調光および色温度の調節が可能。明るさは14段階で調光でき、色温度は色温度は集中しやすい寒色(6,500K)からリラックスできる暖色(2,700K)までを8段階で変更可能です。
さらに、アンビエント照明センサー内蔵の自動調光機能が内蔵されており、ボタン1つで周囲環境の明るさを検知して常に最適な明るさ(500ルクス)に設定してくれる他、電源を再度オンにした際に電源オフ時の色温度・照度が再現されるようになっている。
実際に使ってみた
筆者はHUAWEI製の外部モニター「HUAWEI MateView」を使用しており、このモニターは画面上部のベゼル幅が6㎜と狭く、本体の厚みも約1cmと薄いものの、本製品は問題なく設置出来た。(推奨のモニターの厚さは1cm〜3cm) 設置する前は画面に引っ掛けるだけなので不安定なのではないかと思っていたものの、クリップの特殊な設計によりかなり安定しており、スッキリしたデザインで、気に入って導入してからは毎晩利用している。
さらに、従来のデスクライトはモニターへの映り込みが発生してしまいますが、「BenQ ScreenBar Plus」は独自開発されたLED技術で非対称な光学設計を実現して反射が抑えられている他、光が目に入らないことで使用者の目の疲れを軽減する仕組みが採用されており、実際に手元は明るいものの、映り込みや眩しさは一切感じません。
実際に本製品を点灯させていない場合と、最小輝度、最大輝度で点灯させた場合の比較画像が下記の通りで、部屋の明かりが点灯している状況で撮影した為、少し分かり難いものの、手元が明るくなっていることが分かると思います。
(各画像ともクリックおよびタップで拡大可能)
また、色温度を暖色と寒色で最大輝度にした場合の比較が下記画像で、暖色は電球色、寒色はやや青みがかった昼光色となっており、写真を撮るのを忘れたが、中間色として自然な昼白色も設定可能。
レビューまとめ
「BenQ ScreenBar Plus」の価格は15,900円(税込)とちょっと高めに感じますが、ありそうでないスタイルの照明器具で、モニターの前で仕事したりする人や既にデスクライトを使用していて省スペース化を検討している方には個人的にオススメだと思います。
なお、本製品には下位モデルの「BenQ ScreenBar」も用意されており、価格は11,900円(税込)と少し安く、こちらはリモートコントローラーがなく、各種操作やセンサーがLED照明の上面に一体化されたデザインとなっています。頻繁に明るさを変更することもないので、手元で明るさを調整しなくても良いという方はこちらでも問題ないと思います。
ちなみに、背面がカーブしていて、エッジ部分の厚さが「HUAWEI MateView」よりも薄いAppleの「iMac 27インチ」にも問題なく取り付け可能で、ディスプレイ上部のFaceTimeカメラも問題なく利用でした。