本日、Microsoftが、今年後半にヘッドセット型デバイス「HoloLens 2」の販売国を拡大することを発表しました。
現在、「HoloLens 2」はオーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、アイルランド、ニュージーランド、日本、イギリス、米国で販売されていますが、今年後半には、オランダ、スイス、スペイン、オーストリア、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマーク、ベルギー、ポルトガル、ポーランド、シンガポール、韓国、香港、台湾でも販売を開始するとのこと。
「HoloLens」シリーズは現実世界に3Dオブジェクトを重ねて表示できるヘッドマウントディスプレイ(HMD)で、「HoloLens 2」ではディスプレイシステムが一新され、画素密度はそのままで、オブジェクトを表示できる視野角が前モデルに比べて約2倍に拡大された他、低消費電力化が図られています。
また、視線を検知するアイトラッキングセンサーも内蔵され、ディスプレイに投影されたホログラムを視線で制御可能になったことに加え、虹彩認識によるWindows Helloにも対応しているのが特徴です。
なお、価格は3,500ドル(約39万円)で、基本的に法人の顧客向けの販売となっています。
[via MSPU]