MacRumorsなどによると、早くも先日発表された「iPad Pro (2020)」の11インチモデルが届いたユーザーがいるようで、同モデルのGeekBenchのベンチマークスコアが正式に確認されました。
GeekBenchのベンチマークスコアも正式に確認され、「A12Z Bionic」チップを搭載した「iPad Pro (2020)」のスコアは、シングルコアは1114、マルチコアは4654、Metalのスコアは9894で、シングルコアとマルチコアのスコアは「A12X Bionic」チップを搭載した「iPad Pro (2018)」の11インチモデルとほぼ同じスコアといった結果で、Metalのスコアのみ約10%ほど向上しています。
2020年モデル | 2018年モデル | |
シングルコア | 1114 | 1113 |
マルチコア | 4654 | 4608 |
Metal | 9894 | 9020 |
「A12Z Bionic」チップの動作周波数やコア数は「A12X Bionic」と同じく2.48〜2.49GHzと8コアで、GPUは「A12X Bionic」の7コアから8コアへとコア数が増えており、Metalのスコアが向上しているのはコア数の増加が影響しているものと考えられます。
なお、RAMの容量については、現時点ではまだ未確認となっています。