Apple、次期iPhoneを9月後半までに発売か?!
本日、米Appleが同社2013年第3四半期(4〜6月)の業績を発表しましたが、同社はその中で今四半期(7〜9月)の売上高を340億ドルから370億ドルと予想しており、その予想売上高が同社が今四半期中(9月28日まで)に何らかの新製品を発売する事を示唆しているとみられています。
こう予想しているのはBTIGのアナリストであるWalter Piecyk氏で、同氏はAppleが何らかの新製品を発売しない限り、前四半期の売上高(350億ドル)とほぼ同じである340億ドル〜370億ドルという売上高を達成する事が出来ないと考えており、もし同社が新製品を導入しなければ今四半期の売上高は数十億ドル低くなるだろうと予想しています。
また、Appleが発表した今四半期の予想祖利益率は36〜37%である事から、同氏はこの新製品が「iPad」よりも利益率が高い「iPhone」だと予想しています。
更に、Wells Fargo証券のアナリストであるMaynard Um氏も、Appleが今秋に新製品を発売する事を示唆した事と北半球での”秋”が9月22日から12月21日までという事から、9月27日(金)に次期iPhoneが発売されるのではないかと予想しています。
確かにこのまま10月まで何も新製品の投入がないまま進んだとすると、今四半期の売上高は前四半期よりも減る事は容易に考えられ、これが「iPhone」なのかは不明ですが、米国の新学期シーズンが始まる9月に合わせていくつかの新製品を投入してくる可能性が高そうです。
なお、予想が一番正確と言われているKGI証券のアナリストであるMing-Chi-Kuo氏の最新の報告によると、9月末までに発売が予想されている製品は下記の通り。
・次期iMac:8月後半
・次期iPad:9月上旬
・廉価版iPhone:9月上旬
・次期MacBook Pro with Retina:9月中旬頃
・iPhone 5S:9月下旬
[via 9 to 5 Mac / electronista]
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