「iRadio」の発表は「WWDC 2013」には間に合わず?!
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Appleは独自の音楽ストリーミングサービス「iRadio」の提供に向け音楽レーベル会社と交渉していると何度も報じられていますが、本日、The Vergeが、音楽業界筋によると、ソニーATVミュージックパブリッシングがAppleの提示した契約条件を拒否し、更にBMGも契約の更新を拒否している事から「WWDC 2013」での「iRadio」の発表は間に合わないかもしれないと報じています。
先日、Googleも音楽ストリーミングサービス「Google Play Music All Access」を開始し、GoogleはSpotifyやRdioなどに似た一般的な音楽ストリーミングサービスで提供する方法を選択したものの、Appleの「iRadio」はハイブリッドウェブとラジオサービスを統合しており、Pandoraに似ているものの全く新しいサービスの為、ライセンス契約をゼロから作らなければならず、それらが原因で交渉に時間が掛かっているとのこと。
また、Googleは一部のライセンス料の値上げに同意した事も、契約に時間が掛からなかった理由と言われています。
なお、コンテンツの所有者に対し再生時の広告収入や最低保障を支払うことについては既に合意に至っているそうです。
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