Apple、有機EL採用延期の代替策として酸化物TFT方式LCDを採用した「MacBook Air」の開発に着手か

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Apple、有機EL採用延期の代替策として酸化物TFT方式LCDを採用した「MacBook Air」の開発に着手か

The Elecが、Appleは酸化物薄膜トランジスタ(TFT)方式の液晶ディスプレイ(LCD)を採用した「MacBook Air」の開発を進めていると報じています。

Appleは昨年末から協力会社とともに酸化物TFT方式LCDを搭載した「MacBook Air」の開発に着手したとのことで、発売予定時期は2027年とされています。

酸化物TFT方式のLCDは「MacBook Pro」には2022年から採用されており、「MacBook Air」はa-Si TFT LCD(アモルファスシリコン薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)を使用し、酸化物TFTはa-Si TFTに比べて電子移動度が速いという特徴があるとのこと。

Appleが2027年の発売を目指して酸化物TFT方式LCDを搭載した「MacBook Air」を開発するのは、有機EL(OLED)を搭載した「MacBook Air」の発売延期による新製品の空白を埋める意図があるとみられており、同社は2026年にOLED搭載「MacBook Pro」を発売し、2027年頃にOLED搭載「MacBook Air」をリリースする予定だったものの、この計画は開発の遅れや昨年に発売されたOLED搭載「iPad Pro」の販売不振から延期され、現在の見通しではOLED搭載「MacBook Air」の発売は2029年頃になる可能性が高いとみられています。

なお、「MacBook Air」向けの酸化物TFT方式LCDはLG Displayが主に供給する見込み。

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