中国ロックダウンの影響か、「MacBook Pro 14/16インチ」の納期は2ヶ月待ちに − CTOモデルは4ヶ月待ちのユーザーも
先月、中国の上海などの一部都市で新型コロナウィルスの感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)が実施され、その影響で「MacBook Pro」などのAppleの一部製品の出荷に影響が出始めていることをお伝えしましたが、「MacBook Pro」に関してはそれ以降も出荷に大きな遅れが発生していることが分かりました。
Appleの公式オンラインストアでの「MacBook Pro 14/16インチ」の納期は6月25日〜7月9日と約2ヶ月先となっており、4月の時点では1ヶ月ちょっとだった納期がさらに延びています。
カスタマイズモデルはさらに納期が長くなっており、中には4ヶ月待ちのユーザーもいるようで、9To5Macによると、2月1日に注文したユーザーの納期が6月1日〜15日と案内されている他、3月下旬に注文したユーザーは納期が遅れるとの通知があり、現在は6月30日〜7月13日になると案内されているようです。
この納期遅延の原因は明らかにされていないものの、中国のロックダウンが影響しているものと予想され、9To5Macでは、遅れが発生しているモデルはミニLEDを搭載したモデルに限られていることや、3月にAppleがミニLEDパネルの供給量を20〜30%増強するために動いているとの報道があったことから、ミニLEDの供給に問題がある為ではないかと予想しています。
なお、同じくミニLEDディスプレイを搭載する「iPad Pro 12.9インチ」には特に遅れは出ていません。
また、Appleは先日に行った2022年1〜3月期の業績発表の際に、2022年4〜6月期はロシアによるウクライナ侵攻、新型コロナウイルスによるロックダウンに伴う中国工場の停止により、40億ドルから80億ドルの影響が出ると予測しています。
・MacBook Pro – Apple
・iPad Pro – Apple
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