Microsoft、今後の「Windows」の品質に関する取り組みを発表 ー タスクバーの配置位置を変更可能に

本日、Microsoftが、Windows Insider Program向けの公式ブログにおいて、今後の「Windows」の品質に関する取り組みについての方針を発表しました。
同社はユーザーがどのように「Windows」を使っているかについてコミュニティからフィードバックを受け取っており、ここ数か月間、Windows Insider Program チームはそのフィードバックの分析に多くの時間を費やしてきたそうです。そして、そこから浮かび上がってきたのは「Windows」を深く気にかけ、より良くしたいと願うユーザーの声で、今回、開発陣が何を行っているかを共有しています。
今月および4月を通じてWindows Insider向けビルドでプレビューされる予定の初期変更点は以下の通り。
タスクバーのカスタマイズ拡張(縦配置・上部配置)
タスクバーの位置変更は、ユーザーから最も多く寄せられている要望の一つとのことで、画面の上部や側面に配置できるようになり、作業環境のパーソナライズが容易になります。

AI統合の最適化
Copilotの統合方法をより慎重に設計し、本当に有用な体験に集中するとのこと。その一環として、Snipping Tool、Photos、ウィジェット、Notepad(メモ帳)などにおける不要なCopilotの導線が削減されます。
Windows Updateによる中断の軽減
アップデートは予測可能で計画しやすいものであるべきと考えており、以下のような制御性が強化されます。
- セットアップ時にアップデートをスキップしてすぐにデスクトップへ
- アップデートをインストールせずに再起動
- シャットダウン可能
- アップデートの一時停止期間の延長
- 自動再起動や通知の削減
ファイルエクスプローラーの高速化・安定化
起動速度の向上、ちらつきの低減、ナビゲーションの滑らかさ向上、日常的なファイル操作の信頼性向上に注力。
ウィジェットとフィードの制御強化
ウィジェットの表示方法やタイミングのコントロール、Discoverフィードのパーソナライズが強化されます。
Windows Insider Programの簡素化と透明性向上
各チャネルの役割を明確化し、新機能へのアクセスを容易にする他、ビルド品質を向上させ、フィードバックの反映状況を可視化し、直接的な交流機会を増やす方針。
Feedback Hubの改善(本日より提供)
フィードバックの送信と閲覧をより簡単にするため、Feedback Hubを大幅に刷新。
パフォーマンス・信頼性・品質への取り組み
今年は「Windows 11」の品質を向上させるため、以下の3分野に重点を置ことも発表されました。
- パフォーマンス
- Windows 11をより応答性が高く、一貫性のあるものにします。
- システムパフォーマンス向上(リソース使用量削減)
- アプリ応答性の向上
- ファイルエクスプローラー改善
- Windows Subsystem for Linux(WSL)の改善
- メモリ効率向上により利用可能リソース増加
- 高負荷時でも安定した動作
- WinUI3移行による操作遅延低減
- ファイル操作の高速化
- Linuxとの連携強化
- 信頼性
- Insider Programの品質向上
- OS・ドライバー・アプリの安定性向上
- Bluetooth・USB・プリンタ接続の改善
- カメラ・オーディオの信頼性向上
- スリープ復帰の安定化
- Windows Update改善
- 月1回の再起動へ集約
- 更新の一時停止や制御の強化
- 更新中の進捗表示改善
- 障害時の自動回復強化
- Windows Helloの改善
- 顔認証の精度向上
- 指紋認証の高速化
- 携帯型ゲーミング機器での操作改善
- 品質・体験
- スタートメニューとタスクバーの強化
- タスクバーの位置変更やサイズ調整
- おすすめコンテンツの最適化
- 通知削減による集中力向上
- ウィジェットの簡素化
- 検索機能の改善
- 高速で正確な検索
- ローカルとWeb結果の明確な区別
- UI全体で一貫した検索体験
なお、今後の開発方針として、実機環境でのテスト強化、段階的な機能導入、品質向上を徹底し、より高品質なビルドと有意義なイノベーションを提供していくことも明らかにしています。

コメント