DJI、「Osmo Pocket」と「Luna」シリーズのカメラの類似性を理由にInsta360を米国で提訴

この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。
DJI、「Osmo Pocket」と「Luna」シリーズのカメラの類似性を理由にInsta360を米国で提訴

昨日、Insta360が米国で同社初のポケットジンバルカメラ「Insta360 Luna Ultra」を発売し、日本でも来週明けの6月15日に正式に発売されますが、米国ではその「Insta360 Luna」シリーズを巡ってライバルのDJIがInsta360を提訴したことが分かりました。

DJIは「Insta360 Luna Ultra」の米国での発売に合わせ、2026年6月10日頃にInsta360に対して2件の訴訟を起こしました。訴訟の対象は「Insta360 Luna」シリーズで、DJIはこの製品が自社の「Osmo Pocket」シリーズと外観上も技術的にも酷似していると主張しており、両訴訟ともテキサス州東部地区連邦地方裁判所に提起されています。

1件目の訴訟は意匠特許に関するもので、 DJIは「Insta360 Luna」シリーズが「Osmo Pocket 3」と酷似していると主張しており、。スリムなハンドヘルド形状、本体とジンバルアームをつなぐ特徴的なネック部分、回転式ディスプレイ、側面のポート配置、底面インターフェースなどが挙げられており、DJIは購入者が実際に混同するほど類似しているとしています。

2件目の訴訟はさらに踏み込んだ内容で、カメラ内部の技術に関する4件の実用特許を対象としています。その内容には、ジンバルが「ロックモード」と「フォローモード」を切り替える仕組み、被写体追跡システム、ディスプレイとジンバルがリアルタイムで連携する技術などが含まれています。

DJIはInsta360がこれらの発明を「特許の存在を認識した上で露骨にコピーした」とまで主張しており、故意の特許侵害として、通常より重い損害賠償が認められる可能性があるとしています。

DJIは裁判所に対し、「Insta360 Luna」シリーズの米国内での販売を恒久的に差し止める命令と損害賠償金の支払いを求めており、損害賠償金の支払いに関しては、少なくとも合理的なライセンス料、場合によっては「Insta360 Luna」シリーズによって得られた利益の全額変換を求めています。

両社の争いは今に始まったことではなく、今年3月、DJIのエンジニアがIsnta360に転職し、DJIの技術をベースにしたドローン制御や映像処理の特許をIsnta360名義で大量に申請したことでDJIがInsta360に対して訴訟を起こしており、今回の件でより泥沼の争いとなりそうです。

[via GIZMOCHINA, PetaPixel

記事をシェア!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次