Apple、｢AirPods Pro 2｣と｢AirPods 4｣にスタジオ品質のオーディオ録音機能とカメラリモート機能を提供へ

Appleが、「AirPods 4」「AirPods 4 (ANC)」「AirPods Pro 2」向けにスタジオ品質のオーディオ録音機能とカメラリモート機能のプレビューを発表しました。

オーディオ録音機能のアップデートにより、クリエイターは外出先でもスタジオ品質のボーカル録音が可能になります。インタビュアー、ポッドキャスター、歌手などのクリエイターは、高音質でコンテンツを録音でき、騒がしい環境下や移動中でも音声分離によりクリアな録音が可能です。

この録音・通話機能は、iPhone・iPad・Mac全てで利用可能で、「カメラ」アプリ、「ボイスメモ」、「メッセージ内の音声入力」、Webexなどのビデオ会議アプリ、互換性のあるサードパーティ製カメラアプリにも対応しています。

また、AirPodsのステムを押すだけで、離れた場所からのビデオ録画の開始・停止ができるカメラリモート機能が利用可能になる他、既存の「声を分離」機能をベースに通話の音声もより明瞭になるとのこと。

カメラリモート機能については、iPhoneやiPadの「カメラ」アプリや対応アプリ使用中に、AirPodsのステムを長押しするだけで写真撮影やビデオ録画を開始でき、もう一度長押しすると録画を停止できます。

なお、これらの新機能は本日よりApple Developer Programを通じてテスト可能になり、来月からはApple Beta Software Program（beta.apple.com）にてパブリックベータとして提供予定で、今秋リリース予定のiOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26の無料ファームウェアアップデートで正式に利用可能になる予定です。