Anker、トランプ関税の影響により米国で値上げを実施
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米国ではトランプ大統領の相互関税で物価が上がると言われていますが、ロイターによると、Ankerが早くも米国のAmazonで値上げを実施し始めたことが分かりました。
同社は先週の木曜日から約5分の1の製品で値上げを実施しており、価格は約18%上昇し、さらなる値上げの可能性もあります。
例えば、88ドル(約12,600円)だったモバイルバッテリーが110ドル(約15,800円)になった他、250ドル(約35,800円)だった充電ステーションが270ドル(約38,800円)などとなっています。
米国では中国から輸入される製品は145%の関税が掛かる状況となっており、関税発動前の在庫がある程度は米国内にあることを考えると、トランプ大統領が関税を撤回しない限り、今後も更なる値上げが続くと予想されます。
Ankerは投資家に対し、同社のライバル企業の多くが中国企業であり、同様の関税圧力に直面している為、値上げが出来たと述べており、今後は欧州や東南アジアなど米国以外の市場を開拓する計画があると述べています。
なお、この値上げはあくまで中国と米国間での関税の問題なので、日本は関係なく、逆に円高が進めば値下げの可能性もあります。
コメント
コメント一覧 (1件)
さすがAnker、動きが早い。