Apple、「Siri」の立て直しに向け「Vision Pro」の担当幹部を抜擢か
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AppleはApple Intelligenceの機能を取り入れた新しいSiriを来年まで延期しましたが、BloombergのMark Gurman氏が、事情に詳しい関係者の話として、AppleはAI分野での遅れを取り戻すべく、異例の幹部刷新を行っているようだと報じています。
Appleのティム・クックCEOは、AI部門を率いるジョン・ジャナンドレア氏の製品開発遂行能力を疑問視し、Siriの担当を「Vision Pro」を担当するバイスプレジデントであるマイク・ロックウェル氏に移す模様。
この人事は今週中に社内で発表されるものとみられており、ロックウェル氏は、ソフトウエア担当の最高責任者であるクレイグ・フェデリギ氏の直属となり、Siriはジャナンドレア氏の指揮下から完全に外れることになります。
Appleが競合他社に比べるとAI機能で遅れを取っているのは明白で、Siriも未だに変な回答を行うレベルとなっており、この人事でどこまで改善されるのか少し様子を見るしかなさそうです。
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