「iOS 18.4 beta 1」の新機能や変更点のまとめ ー 多数の新機能追加

本日、Appleが開発者向けに「iOS 18.4 beta 1」や「iPadOS 18.4 beta 1」をリリースしましたが、MacRumorsや9To5Macが、これら最新ベータ版での新機能や変更点を報告しているのでまとめてみました。
「iOS 18.4 beta 1」や「iPadOS 18.4 beta 1」での変更点は下記の通り。
Apple Intelligenceが新たな言語に対応
Apple Intelligenceがフランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、日本語、韓国語、中国語(簡体字)に対応しました。
Apple Intelligenceによる優先通知
最も重要な通知を分析して最初に表示してくれる「優先通知」機能が利用可能に。デフォルトではオフになっていますが、「設定>通知>通知の優先順位付け」でオンにすることが可能です。

Image Playgroundにスケッチスタイルを追加
入力した説明文などから画像を生成出来るImage Playgroundにおいて、新たに「スケッチ」のスタイルが利用可能に。

Apple News+ Food
「Apple News+」の購読者向けに新しい「Apple News Food」セクションが追加。
「Food」セクションには、何万ものレシピ、レストランに関する記事、健康的な食生活のヒント、キッチンの必需品などが掲載され、コンテンツは、Allrecipes、Bon Appétit、Food & Wine、Good Food、Serious Eatsなどのトップフードパブリッシャーから提供される仕組み。

Ambient Music
コントロールセンターに新たに「Ambient Music」のオプションが追加されました。「Sleep」「Chill」「Productivity」「Wellbeing」のサウンドカテゴリが用意されており、そのカテゴリからランダムに選択されたサウンドや音楽が再生されます。

メールの分類(iPadOS 18.4)
「iPadOS 18.4 beta」では「メール」アプリがアップデートされており、カテゴリ分けが可能になりました。(同機能はiPhoneではiOS 18.2で導入済み)
プライバシーインジケータ
カメラやマイクの利用中のiPhoneのメニューバーに表示される小さなドットが、左側に移動し、背景が黒くなったことでより視認し易く。

Siriの声
オーストラリアでSiriに新しい音声が2つ追加されました。

Apple マップ
「Apple マップ」の設定に優先言語を設定するオプションが新たに追加されました。

「写真」アプリのリスト表示
「写真」アプリにアルバムリストを編集するための新しいインターフェースが追加されました。

Podcastウィジェット
iPhoneまたはiPadのホーム画面に追加出来る新しい「ライブラリ」ウィジェットと「番組」ウィジェットが利用可能に。

コントロールセンター
モバイルデータ通信トグルに電波強度を示すバーが表示されるように。

CarPlay
一部のCarPlayユーザーにはホーム画面上のCarPlayアイコンが2列だけでなく、3列目にも表示されるように。

デフォルトのアプリ
「デフォルトのアプリ」の設定欄に新たに「翻訳」のオプション追加。

通知センター
通知センターからスワイプアウトする際のアニメーションがより滑らかに。
Vision Proアプリ
「Vision Pro」のユーザーは「Vision Pro」を管理することが出来る「Vision Pro」アプリが利用可能になる予定。
このアプリは、ユーザーがコンテンツを見つけたり、新機能について学んだりできるように設計されており、アプリやvisionOSコンテンツをダウンロードするためのツール、ヒントページ、パーソナライズされた空間オーディオの設定やヘッドセットのシリアル番号などの情報を取得するための「My Vision Pro」セクションが含まれています。
現時点ではまだ利用可能ではないものの、「iOS 18.4」の将来のベータ版で利用可能になる予定です。

新しい絵文字
「iOS 18.4」のコード内から新しい絵文字が追加されることを示す記述が見つかっています。昨年秋に発表された「Unicode 16.0」の新しい絵文字である、目の下にクマのある顔、指紋、葉のない木、根菜、ハープ、シャベル、スプラッターの絵文字が利用可能になる予定。
マイナンバーカードへの対応準備
「ウォレット」アプリに日本のマイナンバーカードを追加出来るようになる為の準備がスタート。コード内でマイナンバーカードの画像が見つかっています。
早ければ「iOS 18.4」、遅くとも「iOS 18.5」でサポートされる見込み。(下記エントリ参照)

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