「iPad Pro (M4)」のGeekbench (CPU) のベンチマークデータが明らかに ー M2チップから48〜52%、M3チップからは22〜27%の性能向上に
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昨日の「Geekbench ML」のベンチマークデータに続き、今度は「iPad Pro (M4)」のGeekbench 6のベンチマークデータが明らかになりました。
明らかになったのは機種ID「iPad16,6」の「iPad Pro (M4)」で、搭載されているM4チップのコア数やRAMの容量から1TBもしくは2TBモデルのデータであることが予想出来ます。
参考までにM4チップとM3/M2チップの仕様の違いは下記の表の通り。
M4 | M3 | M2 | |
---|---|---|---|
CPUコア数 | 9コア 高性能×3 + 高効率×6 10コア 高性能×4 + 高効率×6 | 8コア 高性能×4 + 高効率×4 | 8コア 高性能×4 + 高効率×4 |
GPU | 10コア | 10コア | 8コア/10コア |
Neural Engine | 16コア | 16コア | 16コア |
演算処理 | 最大毎秒38兆回 | 最大毎秒18兆回 | 最大毎秒15.8兆回 |
メモリ帯域幅 | 120GB/s | 100GB/s | 100GB/s |
トランジスタ数 | 280億個 | 250億個 | 200億個 |
L1 Instruction Cache | 128KB | 128KB | 128KB |
L1 Data Cache | 64KB | 64KB | 64KB |
L2 Cache | 4MB | 4MB | 4MB |
プロセス | 3nm (第2世代) | 3nm | 5nm (改良版) |
ベンチマークスコアは??
ベンチマークスコアは、シングルコアが3767、マルチコアが14677となっており、前モデルの「iPad Pro 12.9インチ (第6世代)」のM2チップのスコアが 2539と9628なので、前モデル比では48〜52%のパフォーマンス向上となっています。
また、Appleの他のチップのスコアをまとめたものが下記の表で、M3チップと比較しても22〜27%の性能向上となっています。M3 Maxチップとではマルチコアのスコアはコア数に比例することから下回るものの、シングルコアのスコアは20%上回っています。
シングルコア | マルチコア | |
---|---|---|
M4 (10コアCPU) | 3767 | 14677 |
M3 Max (14コアCPU) | 3131 | 18957 |
M3 Pro (12コアCPU) | 3113 | 15286 |
M3 (8コアCPU) | 3087 | 11591 |
M2 (8コアCPU) | 2539 | 9628 |
[via X]
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