｢iPad Pro (M4)｣、Geekbench 6 MLのベンチマークデータが明らかに

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昨晩に発表されたばかりの「iPad Pro (M4)」ですが、早くもその「iPad Pro (M4)」のものとみられるGeekBenchのベンチマークデータが明らかになりました。

明らかになったのは機種IDが「iPad16,3」のモデルで、10コアCPUや16GBのRAMを搭載していることから「iPad Pro (M4)」の1TBモデルもしくは2TBモデルとみられます。

まず、M4チップの動作周波数は3.93GHzとなっており、L1・L2キャッシュの容量はM3およびM2チップから変更はありません。

なお、今回明らかになった情報も含め、M2〜M4までのチップの仕様を比較したものが下記の表となります。

	M4	M3	M2
CPUコア数	9コア高性能×3 ＋高効率×6 10コア高性能×4 ＋高効率×6	8コア高性能×4 ＋高効率×4	8コア高性能×4 ＋高効率×4
GPU	10コア	10コア	8コア/10コア
Neural Engine	16コア	16コア	16コア
演算処理	最大毎秒38兆回	最大毎秒18兆回	最大毎秒15.8兆回
メモリ帯域幅	120GB/s	100GB/s	100GB/s
トランジスタ数	280億個	250億個	200億個
L1 Instruction Cache	128KB	128KB	128KB
L1 Data Cache	64KB	64KB	64KB
L2 Cache	4MB	4MB	4MB
プロセス	3nm (第2世代)	3nm	5nm (改良版)

また、公開されたベンチマークデータは機械学習のベンチマーク「Geekbench ML」のもので、スコアは9234となっています。旧モデルの「iPad Pro 12.9インチ (第6世代)」と「iPad Pro 11インチ (第4世代)」のM2チップの同ベンチマークのスコアは7,300〜7,500前後の為、20〜30％のパフォーマンス向上となります。

なお、現時点ではまだCPUやGPUのベンチマークデータは公開されていないのですが、また公開され次第、改めてお伝えします。

・Apple公式サイト
・iPad Pro – Apple
・iPad Air – Apple

［via Notebookcheck］