iTunesやFinderで「iPhone」との同期が「同期の準備中」で進まない問題が発生中 ー 一時的な回避方法も紹介
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読者の方に教えて頂きましたが、iPhoneとiTunesの同期が準備中のまま進まなくなる問題が報告されていることが分かりました。
Appleのサポートコミュニティでも報告されており、「iOS 17.2」以降で発生している模様。実際に筆者の環境(iOS 17.3 beta/macOS 14.3 beta)でも準備中で止まったまま動かなくなってしまうことを確認出来ました。
- iTunesの同期が終わらない – Appleコミュニティ
- iPhone – Stuck “Preparing to sync” when trying to sync with iTunes via USB cable – Apple Community
この問題については、iOSなどの不具合を報告しているSBAPPが詳しく報じており、MacとWindowsの両方のiTunesで発生しており、原因は不明なものの、同期時にデバイスからログレポートを抽出や送信を目的としてバックグラウンドで実行されているプロセス「MDCrashReportTool」を強制的に終了させることで同期が出来るようになります。
下記が「MDCrashReportTool」を強制終了する方法なので、もし問題に遭遇している場合はお試し下さい。
Windowsの場合
- iTunesでiPhoneの同期を実行
- 「同期の準備中」で止まった後にタスクバーを右クリックで表示されるメニューから、または「Ctrl + Shift + ESC」キーで「タスクマネージャー」を起動
- プロセス内から「MDCrashReportTool.exe」を探し、右クリックのメニュー内の「タスクの終了」をクリックして終了させる
Macの場合
- FinderでiPhoneの同期を実行
- 「アクティビティモニタ」(アプリケーション>ユーティリティ内)を起動する
- プロセスの中から「MDCrashReportTool」を探し(検索も可)、ダブルクリックで表示される画面から「終了」を選択、もしくは「アクティビティモニタ」の上部メニューにある「×」ボタンをクリックし、「強制終了」を選択。
ただ、今回紹介した「MDCrashReportTool」を強制終了する方法はあくまで一時的な回避方法で、再度同期する際にまた同じ手順を踏まなければいけない為、根本的に解決するにはAppleのアップデートでの修正を待つしかないのが現状です。
また、iCloudでのバックアップは問題がない為、iCloudの容量に余裕がある場合はiCloudでのバックアップをオススメします。
なお、SBAPPでは上述したアクティビティモニタを利用した方法で解決出来ない場合に、ターミナルで対応する方法も紹介されているので、上記方法が出来ない方はそちらもご覧下さい。
コメント
コメント一覧 (3件)
Windows → クリク
Mac → 強、終了
有難う御座います。
訂正させていただきました!
この記事を見る前は、同期の準備中で止まった時にいったんケーブル抜いて、もう一回接続し直して再度同期で回避してました。