「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」、米国では入手不可能に ー 公式サイトに続き、店舗での販売も停止

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「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」、米国では入手不可能に ー 公式サイトに続き、店舗での販売も停止

先日の公式サイト(オンラインストア)に続き、米国のApple Store(直営店)などの店頭でも12月25日より「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」の販売が停止されます。

販売停止の理由は、医療技術企業のMasimoとの血中酸素濃度の測定に関する特許紛争が続いている為で、Appleは回避に向け色々と模索しているようですが、まだ確実な回避策が見つかっていないのが現状。

全米のApple Storeは基本的に12月25日はクリスマス休暇の為、現地時間12月26日のオープンより両モデルの販売が停止となり、これにより、米国の公式サイトおよびApple Storeで購入可能なのは「Apple Watch SE」のみに。

なお、Appleは現地時間12月26日に米連邦巡回控訴裁判所(US Court of Appeals for the Federal Circuit)に対し、ITCの最終決定に対する上訴を行う予定ですが、現時点ではこの状況がいつまで続くのかは不透明で、店舗には引き続き販売が継続される「Apple Watch SE」を宣伝する新しいマーケティング資料が送付されている模様。

僅かな望みは、バイデン大統領の拒否権で、大統領はITCの判決に拒否権を発動することが可能。土壇場で大統領がITCの決定に介入し、拒否権を行使する可能性はまだ残っていますが、大統領の審査期間は現地時間12月25日までとなっており、望みは薄そうです。

[via 9To5Mac

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