【レビュー】Deffの｢iPhone 15 Pro｣向けアラミド繊維ケース｢Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition｣ ｰ ｢PITAKA MagEZ Case 4｣との比較も

PITAKA MagEZ Case 4との比較

「Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition」の競合製品であるPITAKAの「MagEZ Case 4」とも比較してみました。「MagEZ Case 4」はより細い600デニールのアラミド繊維を使用しており、両製品間では織り目の大きさに差があります。

両製品の仕様の違いは下記の通り。

	Deff Special Edition	PITAKA MagEZ Case 4
厚さ	約1.18㎜	約0.95~1.15㎜
重さ	約20g	約19g
MagSafe対応	○	○

デザイン面での大きな違いとしては、リアカメラ部分をどこまで保護するかどうかと、エッジ部分の処理で、「Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition」は「iPhone 15 Pro」のエッジに合わせて丸みを帯びたエッジ形状となっており、「MagEZ Case 4」は角を削ぎ落とし、45度くらいの面取り加工が施されています。

手の大きさにもよりますが、個人的には「iPhone」に装着した際の持ちやすさ（ホールド感）では「MagEZ Case 4」の方が持ち易い印象。「MagEZ Case 4」の方が僅かに薄いことも影響しているかもですが…。

▲裏側に大きな違いはなし。

▲左右の各種ボタンのカット部分は「MagEZ Case 4」の方が大きく開いている。特に操作し易さに差はない。

▲上下面のカット部分も大きな差があり、「MagEZ Case 4」の方が大きく開いている。これにより「MagEZ Case 4」の方が落とした際に「iPhone」に直接傷が付く可能性が高く、筆者は「iPhone 14 Pro」を落とした際にこの開口部での影響で複数の傷が付いてしまった実績あり。

まとめ

「Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition」と「MagEZ Case 4」のどちらも良い製品の為、どちらが良いかは好みの問題と思われますが、僅かな軽さや薄さを優先するのであれば「MagEZ Case 4」、保護性能を求めるのであれば「Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition」といった感じで良いと思います。

「MagEZ Case 4」のレビュー記事でも書きましたが、薄さだけを追求すればアラミド繊維ケースよりも薄い厚さ0.3㎜のポリプロピレン製ケースがあるものの、樹脂製であることから強度面で不安があったり、長期間使用していると伸びてきて緩くなったりします。アラミド繊維ケースは長期間使用しても伸びたり、変形したりすることはなく、薄さ、軽さ、強度の3つの特徴を兼ね備えているので、ケースに薄さを求めるユーザーにはオススメです。

なお、価格は「Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition」が7,980円（税込）、「MagEZ Case 4」が7,699円（税込）とほぼ同じです。

また、「Ultra Slim & Light Case DURO Special Edition」は「iPhone 15 Pro/15 Pro Max」にのみ対応しているのに対し、「MagEZ Case 4」は「iPhone 15」シリーズの全てのモデルに対応しています。Deff製のアラミド繊維ケースで「iPhone 15/15 Plus」用が欲しい方は通常モデルの「Ultra Slim & Light Case DURO（5,980円）」が用意されています。

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