【レビュー】Beatsの新型ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds +」
AppleがBeatsブランドより先日に発売したばかりの新型完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds +」。同じスケルトンデザインの「Nothing Ear (2)」と迷った挙げ句、最終的にiPhoneとの連携性とステム(棒状の部分)がないデザインを重視して「Beats Studio Buds +」を購入したのでレビューをお届けする。
「Beats Studio Buds +」は、「Beats Studio Buds」の後継として登場したモデルで、基本的なデザインは「Beats Studio Buds」から変わらず、内部仕様が少しアップグレードされたモデルとなっている。
デザイン面での特徴は、なんといってもスケルトンデザインのカラーモデル「トランスペアレント」が用意されたことで、2021年以降、Nothingがスケルトンデザインのイヤホン「Ear (1)」やスマホ「Phone (1)」を立て続けに投入して以降、スケルトンデザインが気になっており、「Beats Studio Buds」を持っているが、スケルトンデザインに惹かれて「Beats Studio Buds +」を購入してしまった。今思うとスケルトンモデルとの付き合いは初代iMacからで、その後、ゲームボーイと続き、最近では「Google Pixel 3a」をスケルトン仕様に魔改造してしまったほど。
ハード面では、引き続き独自チップを搭載し、AppleのW1チップやH1チップは搭載していないが、「Hey Siri」には対応している。(チップの詳細やドライバーのサイズなどは明らかにされていない)
また、「Beats Studio Buds」と比較して、アクティブノイズキャンセリング(ANC)の効きが最大1.6倍、外部音取り込みモードの精度が最大2倍、3倍の大きさに改良されたマイク、バッテリー駆動時間の向上、AppleデバイスとAndroidデバイスとの互換性の向上が特徴。
Beats Studio Buds + | Beats Studio Buds | |
---|---|---|
フォームファクター | インイヤー型 | インイヤー型 |
アクティブノイズキャンセリング | 搭載 (効果は最大1.6倍) | 搭載 |
外部音取り込みモード | 搭載 (精度は最大2倍) | 搭載 |
Hey Siri | 対応 | 対応 |
空間オーディオ | 対応 | 対応 |
Android対応 | Beatsアプリ Google Fast Pair 音声の切り替え デバイスを探す | Beatsアプリ Google Fast Pair デバイスを探す |
バッテリー | イヤホン単体:最大9時間 充電ケース使用:最大36時間 | イヤホン単体:最大8時間 充電ケース使用:最大24時間 5分の充電で最大1時間の再生 |
接続 | Class 1 Bluetooth | Class 1 Bluetooth |
充電 | USB-C (ワイヤレス充電非対応) | USB-C (ワイヤレス充電非対応) |
イヤーチップ | XS/S/M/L | S/M/L |
耐汗耐水性能 | IPX4 | IPX4 |
重量 | ケース:49g イヤホン (片耳):5g | ケース:48g イヤホン (片耳):5g |
カラーラインナップ | トランスペアレント ブラック/ゴールド アイボリー | オーシャンブルー ムーングレイ サンセットピンク ブラック ホワイト Beatsレッド |
価格 (税込) | 24,800円 | 21,800円 |
同梱物は、本体の他、プロダクトガイド、安全と取り扱いに関する冊子、Beatsロゴのシール、Apple Musicのトライアル券(新規ユーザーのみ6か月間無料試用が可能)、USB-Cケーブル、イヤーチップ。
イヤーチップは、「Beats Studio Buds」ではS/M/Lの3サイズだったが、「Beats Studio Buds +」ではXS/S/M/Lの4サイズが用意されているので、より自分の耳に合ったサイズを選択出来るようになった。