「iPadOS 15」、アプリごとに使用できるRAMの制限を緩和 − 最大12GBが使用可能に

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「iPadOS 15」、アプリごとに使用できるRAMの制限を緩和 − 最大12GBが使用可能に

今年6月、M1チップ搭載「iPad Pro」には最大16GBのRAMが搭載されているものの、1つのアプリが使用出来るRAMの量は5GBまでに制限されていることが分かり、その後、Appleが「iPadOS 15」でこの制限が緩和することを明らかにしていましたが、その緩和の内容が正式に明らかになりました。

これは画像編集アプリ「ArtStudio Pro」の開発者が明らかにしたもので、9月21日にリリース予定の「iPadOS 15」では16GBのRAMを搭載したM1チップ搭載「iPad Pro」の1TB/2TBモデルでは最大12GBのRAMの使用を要求できるようになっているとのこと。

また、8GBのRAMを搭載したM1チップ搭載「iPad Pro」の128GB/256GB/512GBモデルでは、最大で6GBのRAMの使用を要求できるようになっているそうです。

これにより、RAMの容量が必要な画像やビデオ編集アプリなどのプロ向けアプリで恩恵を受けれるようになるとみられ、「ArtStudio Pro」の開発者もユーザーからの質問に対し、大きなキャンパスや多数のレイヤーで作業する際にアプリが高速になると明らかにしています。

Appleはこのアプリの特定の機能がより多くのRAMの使用量を要求できるエンタイトルメントは「サポートされたデバイス」で利用出来るとしていますが、現時点ではM1チップ搭載「iPad Pro」以外のどのデバイスがサポートされているのかは不明です。

また、Appleは先日に「iPad (第9世代)」と「iPad mini (第6世代)」を発表し、来週に発売しますが、これら新モデルのRAMの容量は前者が3GB、後者が4GBと少ないことから、「iPad Pro」のように上限を超えるRAMを要求することは認めていないものとみられています。

なお、今回の制限緩和を報告した「ArtStudio Pro」の最新版では、M1チップ搭載「iPad Pro」でより多くのRAMにアクセス出来る機能が利用可能になっています。

[via MacRumors

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