Apple製品への刻印、中国では政治的検閲により利用出来ないワードの数は日本の5倍以上
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Appleの「iPad」や「AirTag」などは注文時に好きな言葉や絵文字、数字などを刻印することが可能なものの、不適切なワードなど一部のフレーズや単語、絵文字などは刻印出来なくなっているのですが、Citizen Labが調査した結果、中国・台湾・香港では他の国に比べて使用出来ないキーワードが多いことが分かりました。
Appleは使用出来ないキーワードの詳細を公開していないのですが、Citizen Labが調査した結果、日本では192、米国では170、カナダでは206のキーワードが使用禁止になっているものの、台湾では397、香港では542,中国では1,045といった結果で、他の国よりもより多くのキーワードが使用出来なくなっていることが分かりました。
中国・台湾・香港で禁止されているワードの半分近くが政治的な内容のもので、米国や日本では禁止されていないものでもこれらの地域では利用出来なくなっている模様。
1つの例を挙げると、中国では「AirTag」の刻印に「8964」という数字が使えなくなっており、これは1989年6月4日に起きた「天安門事件」を意味している為で、中国だけでなく香港でも禁止されているようです。