「AirPods Max」、最新のアップデートで「Smart Case」利用時にバッテリーの減りが異常に早くなる不具合が修正される
先日、Appleがワイヤレスヘッドホン「AirPods Max」向けに最新のファームウェアアップデート「3C39」をリリースしましたが、そのアップデートを適用するとバッテリーの減りが異常に早くなる不具合が修正されていることが確認されました。
昨年12月以降、「AirPods Max」を使用していないにも関わらず日中にバッテリーの残量が無くなってしまうといった例や、「AirPods Max」を収納すると超低電力状態に切り替わる「Smart Case」に入れていても一晩でバッテリー残量が100%から1%まで減ってしまうなど、一晩でバッテリーがほぼゼロになってしまうとの問題が多数報告されていました。
これらの問題は最新のファームウェアアップデートで修正されたようで、9To5MacのGui Rambo氏が行ったテストによると、ファームウェアを最新の「バージョン 3C39」にアップデートした後、「Smart Case」に入れた時のバッテリーの減りを調査した結果、大きな違いが見られたそうです。
アップデート後はバッテリーはほぼ減らなくなった
Gui Rambo氏のテスト結果を視覚化したものが下記画像で、「Smart Case」に入れた状態で30分ごとに2時間のバッテリー残量の推移を示しており、ファームウェアのアップデート前はバッテリー残量が徐々に減っていたのに対し、アップデート後はバッテリー残量はほぼ減らなくなっています。
また、調査結果によると、ファームウェアのアップデートにより「Smart Case」に入れた「AirPods Max」が超低電力状態に切り替わるまでの時間が変更されていることが分かっており、これまでは18時間後にこのモード入るようになっていたが、アップデート後は約30分と大幅に短縮されている模様。
また他にも、今回のファームウェアアップデートでは「iOS 14.5」との互換性も改善され、「iOS 14.5」を実行しているiOSデバイスと接続した直後に「AirPods Max」がクラッシュする問題も修正されていることも分かっています。
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