Microsoftの新OS「Windows 10X」は今月にもRTM(Release To Manufacturing)に達すると噂されてきましたが、本日、同OSの開発がRTMに達した可能性があることが分かりました。
これはWindows CentralのZac Bowden氏がTwitterで明らかにしたもので、確認中ではあるものの、「Windows 10X」の最終ビルドである「build 20279」がコンパイルされたようで、今後は搭載デバイスの出荷が開始されるまでの間、バグの修正作業が行われるとのこと。
ちなみに、RTMとは「Release To Manufacturing」の略称で、製造工程向けリリースや量産出荷版などと呼ばれるもので、MicrosoftがOSソフトウェアをOEMへと提供し、最終製品として出荷される準備が整ったことを意味しています。
なお、これまでの情報では、「Windows 10X」搭載デバイスは来春に発売され、Googleの「Chromebook」と競合するようなモデルが用意されると言われており、同OSの2画面デバイスへの対応は2022年の春になる予定です。
Trying to confirm, but I believe the final build of Windows 10X has been compiled at build 20279. MS will continue to fix bugs internally between now and when the first 10X devices start shipping.
— Zac Bowden (@zacbowden) December 11, 2020