Microsoft関連のセキュリティ研究家であるLonghorn氏(@never_released)が、Appleの次期「iPhone」シリーズに搭載される「A14」プロセッサなど、未発表のAppleの自社開発チップに関するパーツナンバーを報告しています。
同氏曰く、「iPhone 12」シリーズに搭載される「A14」プロセッサのパーツナンバーは「t8101」で、次期「iPad Pro」シリーズに搭載されるであろう「A14X」プロセッサのパーツナンバーは「t8103」とのこと。
また他にも、次期「Apple Watch」こと「Apple Watch Series 6」に搭載される「S6」プロセッサのパーツナンバーは「t8301」とのことで、さらに、Apple Silicon搭載Mac用と思われるプロセッサのパーツナンバーは「t6000」「t6001」「t6002」の3つが見つかっているそうです。
この「t6000」「t6001」「t6002」の3つのプロセッサの違いなどは不明ですが、有効化されているGPUコア数が違うだけでベースは同じプロセッサの「A12X」と「A12Z」は同じ番号(t8027)であるように、番号が異なるということは設計自体が異なっていることを示しています。
Apple Silicon搭載Macは最初のモデルは年内に発売される予定ですが、3つの製品の準備が進められているということかもしれません。
Apple's lineup this year pretty much:
– t6000/6001/6002 (almost certainly Mac – ?)
– t8101 (iPhone – A14)
– t8103 (iPad – A14X)
– t8301 (Watch – S6)— Longhorn (@never_released) July 3, 2020