「A12Z Bionic」と「A12X Bionic」はやはり同じチップか

この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。

以前に「iPad Pro (2020)」シリーズに搭載されている「A12Z Bionic」チップは、旧モデルに搭載されていた「A12X Bionic」チップと基本的に同じで、有効化されたコア数だけが異なっている可能性があることをお伝えしましたが、その後、TechInsightsが解析した結果、「A12Z Bionic」と「A12X Bionic」のGPUチップの設計が全く同じであることが分かりました。

「A12Z Bionic」と「A12X Bionic」はやはり同じチップか

TechInsightsが公開した「A12Z Bionic」と「A12X Bionic」のダイの画像が上記画像で、GPUコアの位置などが全て同じであることが分かります。

また、少し見難いものの、他の部分の構造も両チップとも同じであるように見えます。

なお、「A12X Bionic」チップのGPUは7コアと案内されているものの物理的には8つのGPUコアが存在し、Appleが意図的に1コアを無効化しており、「A12Z Bionic」チップと「A12X Bionic」チップは同じ物理チップで、CPUとGPUのコアの物理数も同じであり、「A12Z Bionic」は無効化されているコアを有効化し、名称を変更しただけではないかとみられています。

あわせて読みたい
「A12Z Bionic」は「A12X Bionic」と基本的に同じチップか - 有効化されたコア数の違いのみの可能性 新型「iPad Pro」に搭載されている「A12Z Bionic」チップは、前モデルに搭載されていた「A12X Bionic」チップと比較してGPU性能のみ僅かに向上していることが確認されて...

\iPhone 16シリーズの購入はこちら/



googlenewsバナー

記事をシェア!

コメント

コメント一覧 (1件)

  • いわゆる選定品だね。
    CPUなんかではあるあるな歩留まり改善。

目次