TechInsightsが、先日に発売された「iPhone 11 Pro Max」の512GBモデルの分解レポートを公開しており、搭載されている各種部品の詳細や推定製造原価などの情報を公開しています。
「A13 Bionic」チップのダイサイズは、10.67㎜x9.23㎜の98.48㎟で、「A12 Bionic」チップの83.27㎟よりも18.27%大型化されており、「A11 Bionic」、「A12 Bionic」と小型化が続いていたのですが、「A10」チップ以来の90㎟超えとなっています。
ちなみに、「A」シリーズチップでダイサイズが一番大きかったのは「A10」チップで123.72㎟、一番小さかったのは「A4」チップで52.05㎟。
また、「A13 Bionic」チップに搭載されている4GB RAMは、iFixitとTechInsightsの調査からSamsung製とSK Hynix製の2通りがあることが分かっており、フラッシュストレージについては、64GBと512GBは東芝製が確認されています。
次に、各種部品や組み立てなどの費用をまとめた製造原価の推定額が下記の通りで、トータルで490.50ドルとなっており、この数字には輸送や販売、開発などに関わるコストが含まれていないのですが、参考までに「iPhone 11 Pro Max」の512GBモデルの販売価格は1,449ドルとなっています。
なお、同サイトの解析は現在も続いており、今後も新情報が分かり次第、随時追記されますので、気になる方は是非ご覧下さい。