先日、総務省や消費者庁がauの「アップグレードプログラムDX」とソフトバンクの「半額サポート+」といった「最大半額」を謳うプランの仕組みや広告表記について批判していましたが、朝日新聞によると、auが「アップグレードプログラムDX」のプランを大幅に見直す方針を固めたことが分かりました。
新プランでは端末代の割引は半額にはならない見通しで、11月にも切り替えられる予定。
また、新プランは、自社回線の利用者のみに販売される他、条件も簡素化され、利用料はかからず、25カ月目以降に指定端末に買い替える条件も無くなる模様。
なお、「アップグレードプログラムDX」は、端末を48カ月の分割払いで買い、25カ月目以降に指定端末に買い替えて旧端末を返却すれば、旧端末の残金を免除するしくみで、端末にはSIMロックがかかっている為、総務省の有識者会議では「端末による囲い込みだ」と批判され、消費者庁からは、端末を「最大半額」で購入できると謳う広告が消費者に誤解を与える恐れがあると指摘されていました。