Appleが、世界で最も人気があり、高く評価されているミュージックアプリケーションのひとつで、何億人ものユーザを持つ「Shazam」を買収したことを正式に発表しました。
「Shazam」は2008年にリリースされ、テレビ番組、映画、短いコマーシャルなどで流れている曲が何かを判定し、ユーザーがその対象にアクセスできるようにするアプリで、「iOS 8」以降は音声アシスタントの「Siri」にも組み込まれており、2017年末にAppleが買収を認めていました。
Appleが買収を認めた後、欧州委員会が「Shazam」による検索がApple Musicだけに利用者を誘導したり、検索結果によって競合サービスに損害が及ぶのかを調査していましたが、正式発表に至ったということは、最終的に承認されたものと考えられます。
なお、この買収により、近日中に広告が表示されずに「Shazam」を利用できるようになるとのこと。