「Palm」ブランドの製品が中国企業から復活か − 謎のティザーサイトが登場

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昔はPDAと言えばPalmと言われた時代がありましたが、その「Palm」の名が付いた製品が中国企業から復活するかもしれない事が分かりました。

「Palm」ブランドの製品が中国企業から復活か − 謎のティザーサイトが登場

懐かしい「Palm」のロゴと「Smart Move」、「Coming Soon」の二言だけが表示されるティザーサイト(mynewpalm.com)が12月初旬から公開されており、「Palm.com」にアクセスするとこのティザーサイトにリダイレクトされるようにもなっています。

このティザーサイトの背後には、日本ではイオンの格安スマホ「Alcatel One Touch」で有名な中国企業のTCL Communicationsが関係しているとみられています。

その理由として、このティザーサイトのドメインの登録者はWide Progress Limitedという企業になっているのですが、2014年10月末に米ヒューレット・パッカード(HP)社から「Palm」の商標登録がこのWide Progress社に譲渡されており、商標譲渡に関する書類にはTCL CommunicationsのシニアバイスプレジデントであるNicolas Zibell氏のサインが書かれています。

また、問題のティザーサイトに記載されている「Smart Move」というキャッチフレーズは、「Alcatel One Touch」のサイトでも使用されており、これらの事から「Palm」のブランド名がついた製品がTCL Communicationsから登場するのではないかと予想されています。

本当に何か発表されるのかはまだ分かりませんが、「Palm」の名がついたスマートフォンもしくはタブレットが発表されるのかもしれません。

ちなみに、Palm社は2010年にHPの子会社になり、その後は「webOS」の開発を行っていたものの、2011年8月に同事業は閉鎖され、HP社の社内部門として存在していました。
また、Palmが過去に開発していたモバイル向けOSの「webOS」は韓国のLG Electronicsの手に渡っています。

[via Makapalm, SlashGear, Wikipedia

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