台湾TSMC、次期「iPhone」シリーズの「A12」チップを供給へ − 7nmプロセスを採用
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「iPhone X」や「iPhone 8/8 Plus」に搭載されている「A11 Bionic」チップは台湾のTSMCが独占的に供給していると言われていますが、そのTSMCは、次期「iPhone」シリーズに搭載される「A12」チップの注文も獲得したようです。
これはDigiTimesが報じたもので、TSMCは「A12」チップも独占的に供給する模様。
現行の「A11 Bionic」チップでは10nmプロセスが採用されていますが、「A12」チップは7nmプロセスで製造される予定で、製造プロセスの微細化により、チップの小型化で材料が少なくなり、製造コストが下がることに加え、機能面ではチップ内の素子から素子への配線が短くなり、省電力化や高速化に繋がると言われています。
なお、今年春頃の発売が予想される次期「iPad Pro」シリーズに搭載される「A11X」チップが、「A12」に先駆けて7nmプロセスを採用するチップになるとみられています。
また、TSMCは5nmプロセスの製造工場の建設を今年後半より開始し、2019年上半期に試運転を開始するとも言われています。
https://taisy0.com/2017/11/15/89037.html
https://taisy0.com/2017/09/30/87687.html
コメント
コメント一覧 (6件)
来年春になってますよ。正しくは今年の春頃ですよね。
ご指摘有り難うございます!
早速、訂正させて頂きました。
今後は中〜低価格帯のiPhoneにはTSMC
iPhone Xのような高価格帯にはインテル
といったような住み分けがされるのでは?
この記事のどこからIntelの話が出るの?
AppleはiOSデバイスのCPUを自社開発するが戦略なので、インテルになることはあり得ないでしょう。ちなみに、TSMCには委託製造させているのはご存知だと思います。Aシリーズ ChipはiMac Proにも搭載されており、今夏に発表されると噂される、MacOS-iOSコンパチブルアプリケーションの中核になると思われます。すでにAシリーズCPUをMacに搭載した試作機がCupertinoにはあるという噂です。インテルがiOSチップに関わるという噂はモデムチップの話で、クアルコムとの件があるので当て馬として取りざたされているという理解が正しいのではないでしょうか。現実問題、クアルコムは切られそうですけど。
インテルがそのファウンドリ事業を開始した上、各社に猛烈なアプローチをかけているのであり得ないという話はないでしょう
インテルの製造技術はプロセス微細化こそ遅れていてもまだまだTSMCやサムスンには水をあけられていませんよ
問題はファウンドリ事業が始めたばかりでノウハウが少なく高コストになってしまう点ですが