ソフトバンク、900MHz帯を利用したLTEサービスの開始時期は今夏の予定
この記事にはアフィリエイト広告および広告が含まれています。
ASCIIによると、ソフトバンクの孫社長が、本日開催した2014年3月期の決算発表会で、当初今春に開始予定としていたプラチナバンド(900MHz帯)を利用したLTEサービスについて、今夏にスタート予定である事を明らかにしました。
なお、遅れの理由は下記の通りで、900MHz帯でのLTEサービスをスタートした後には、複数の周波数帯で同時にLTEのデータ通信が可能になる「キャリアアグリゲーション」を導入する事も示唆したそうです。
ソフトバンクモバイルが2012年春に総務省から割り当てられた、“プラチナバンド”などとも呼ばれる900MHz帯の周波数は、15MHz幅のうち5MHz幅のみ当初から利用できる状態で、残りの10MHz幅についてはICタグや業務用無線などに従来割り当てられており、同社が使うには実際に利用している業者に移行を促す作業が必要だった。
また当初の5MHz幅についてはすでに3G(W-CDMA)で使っているため、900MHz帯でのLTEサービスの開始には、残り10MHz幅が空くことが前提条件となっていた。
同社では2014年3月末を目標に、業者に移行をお願いしてきたが、現時点でも「残りの数社」(孫社長)と交渉している状態で、結果として900MHz帯のLTEサービスは今夏スタートになるとのこと。
(引用元:ASCII)