Microsoft、「Windows 11 バージョン 25H2」を年内にリリースへ
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Microsoftは現地時間6月27日にWindows Insider ProgramのDevチャネルおよびBetaチャネル向けに「Windows 11」の新しいプレビュービルドを公開しましたが、Neowinによると、これらビルドではOSのバージョン情報の箇所に「Windows 11 バージョン 25H2」と表示されるようになったことが分かりました。
Microsoftが次期機能アップデートを公式に認めたのは今回が初めてで、「バージョン 25H2」は「有効化パッケージ(eKB:enablement Package)」として提供されます。
eKBは、現行バージョンに対して次期バージョンの新機能を無効化したまま段階的にダウンロードしておき、最終的な更新プログラムのリリース時に一斉に有効化するという仕組みで、旧バージョンと新バーションで内部構造やソースコードに変更はないため、アプリケーションやデバイスの互換性に対するインパクトが少なく、更新時間も最小限に抑えられるというメリットがあります。
ただ、「バージョン 24H2」よりも古いバージョンの「Windows」を使っている場合は注意が必要で、従来のアップグレード手順が必要になることから、複数の再起動を要する場合があります。
なお、Microsoftは「Windows 11 バージョン 25H2」を2025年内に順次提供する予定と明言していますが、具体的なリリース日はまだ発表されていません。
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