OpenAIとアイブ氏、商標訴訟で「io」ブランドの表記を削除｜買収は依然進行中

OpenAIが、Appleの元デザイナーであるジョナサン・アイブ氏と共同設立したハードウェアスタートアップ「io」に関する情報をWebサイトとSNSから削除したことが分かりました。

OpenAIは先月にジョナサン・アイブ氏が昨年に立ち上げたデザイン企業「io」を買収すると発表し、アイブ氏は自身の会社であるLoveFromに留まるものの、同氏とLoveFromはOpenAIとio双方にまたがってデザインおよびクリエイティブの責任を担う形になり、AI関連の製品開発で協力するとのことでした。

OpenAIはThe Vergeに対し、買収に向けた動きは依然として進行中であるものの、Alphabet傘下のムーンショット・ラボ「X」が生みだした聴覚補助デバイスのスタートアップ「Iyo」からの商標訴訟のため、言及を削除したと説明しています。

また、OpenAIの広報担当者も、我々はこの申し立てに同意しておらず、対応を検討中であることを明らかにしています。