【レビュー】上質レザーとカラビナの組み合わせがカッコいい!! objcts.ioのiPhone 16 Pro用レザーケース

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以前より気になっていたobjcts.ioのカラビナ付iPhoneケースの「iPhone 16」シリーズ対応モデルが9月下旬に発売され、早速購入してみたので紹介します。

objcts.ioは土屋鞄製造所出身のメンバーが2018年に設立したブランドで（現在は土屋鞄製造所傘下の事業に）、2022年からiPhone向けのレザーケースを販売しています。

筆者が購入したのはカラビナ付iPhoneケースの「iPhone 16 Pro」向けのブラックモデルで、ブラックのみ防水シュリンクレザー（牛革）が採用されており、他のカラーラインナップであるホワイトベージュ / グレー / トープはエンボスレザー（牛革）が採用されていて、表面の質感が異なっています。

内側はマイクロファイバーが貼られており、iPhoneに傷が付きにくい設計となっています。

本体側面のカメラコントロールボタン以外のボタンは全て覆われており、アルミ製のボタンが取り付けられていますが、操作性は特に問題はなく、ケース未装着時と変わらない操作性で使用可能です。

前面はケースのエッジ部分がディスプレイのガラス面よりも高くなっており、ディスプレイ面を下に置いても当たらない仕組み。また、筆者はSimplismの画面端まで守ってくれるフルカバーフレームタイプの保護ガラス「FLEX 3D」シリーズを貼ってますが、保護ガラスとの干渉はないので、ほぼ全ての保護ガラスが問題なく利用可能と思われます。

リアカメラ周りはアルミ製のフレームでガードされており、レンズよりも高く縁取りされているので、レンズ側を下向きに置いても当たらないようになっています。

本体下部はUSB-Cポートとマイク・スピーカーの部分に穴開け加工が施されており、USB-Cポート部分の開口部はそんなに大きい訳ではないので、ケーブルによっては干渉するものもあるかもしれません。

カメラコントロールボタンの部分は穴開け加工が施されていますが、正直なところケースを装着すると使えないことはないものの、ただでさえ操作し難いボタンが更に操作し難くなります。ボタンの穴に向かってケースはなだらかに薄くなる加工が施されているのですが、ケースのエッジ部分（写真では穴の手前部分）はケースの形状を維持する為の枠が入っている為か、薄くなっておらず、これによりボタンを押すには指を立てて指先で押す形になるので、メチャクチャ押し難いです。将来的に設計変更されるかもしれませんが、ボタン周りを開放型にしなければ厳しいと思います。

MagSafe用のマグネットが内蔵されているので、MagSafeアクセサリは問題なく利用可能です。磁力もまぁまぁ強いので、MagSafe充電器にくっつけても落ちるような心配はありません。ただ、素材の性質上、MagSafe充電器を多用していると跡が残ってしまうので、気になる場合は有線で使用するしかなさそうです。

本製品の特徴の1つであるカラビナはアルミ製でマッドなブラックカラーに塗装されているのが良い感じ。大きめなので、ストラップなども取り付け易く、使い方次第ではストラップだけでなく、色んなところに引っ掛けることも可能です。カラビナ部分はケースにしっかりと縫い付けられており、余程のことがない限りは外れる心配はなさそう。

価格は9,900円（税込）で、objcts.ioのオンラインストアで購入可能。今後は土屋鞄製造所の一部店舗でも取り扱われる予定です。また、東京・新宿にある「伊勢丹新宿店メンズ館1階」で開催中の企画『JAPAN CREATION』にて2024年10月22日までの期間限定で販売されているので、手に取って確認してから購入することが可能です。

また、カラビナが付いていないMagSafe対応iPhoneケース（7,700円）や、カラビナ付iPhoneケースと併用出来るカードケースやウォレット、マイクロバッグが一体化したレザーストラップも用意されているのも本製品の特徴で、本格的なレザーケースでストラップなどと併用したいユーザーにはオススメのケースとなっています。