GEEKOM、AMDの「Ryzen 8040」シリーズを搭載した新型ミニPC『GEEKOM AX8 Pro』を発売 ー 「A8」に比べてファンのノイズが約50%減少
GEEKOMが、新型ミニPC「GEEKOM AX8 Pro」の販売を開始しました。
「GEEKOM AX8 Pro」は、僅か0.47Lのサイズの本体に、AMDが昨年末に発表したAI PC向けのSoC「Ryzen 8040」シリーズの最上位モデルである「Ryzen 9 8945HS」と「Ryzen 7 8845HS」を搭載した最新のミニPCで、両プロセッサとも組み込まれたNPUが画像認識や音声処理などのAIコアタスクにおいて、高速かつ省エネのパフォーマンスを提供し、先進的なAIアプリケーションに対応しています。
両プロセッサの仕様は下記の通りで、NPU単体の性能で16TOPS、CPUとGPUを合わせると39TOPSの性能を実現しています。
Ryzen 9 8945HS | Ryzen 7 8845HS | |
---|---|---|
CPU/スレッド数 | 8/16 | 8/16 |
ターボ時最大 | 5.2GHz | 5.1GHz |
ベース周波数 | 4.0GHz | 3.8GHz |
L2キャッシュ | 8MB | 8MB |
L3キャッシュ | 16MB | 16MB |
TDP | 45W | 45W |
cTDP | 35~54W | 35~54W |
GPU | Radeon 780M | Radeon 780M |
GPUコア数 | 12 | 12 |
GPU周波数 | 2800MHz | 2700MHz |
メモリは標準で32GB(16GB×2)のデュアルチャネルDDR5 5600MHz SODIMMが搭載され、最大64GBまで対応し、ストレージはM.2 2280 PCIe Gen 4 x 4 SSDで1TBモデルと2TBモデルが用意されています。
グラフィックスはAMD Radeon 780Mで、ディスプレイへの出力はHDMI2.0ポート、USB4ポート、USB-C(USB 3.2 Gen 2)ポートを全て使用することで最大4台まで接続可能で、USB4ポートポートは8K@30Hzまで出力可能です。
ネットワークは、2.5GbE、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2に対応し、インターフェイスは、前面にUSB-A(USB 3.2 Gen 2)が2つ、3.5㎜ヘッドフォンジャック、電源ボタンとなっており、背面にはUSB-C(USB4)ポートが2つ、USB-A(USB 3.2 Gen 2)が1つ、USB-A(USB-2.0)が1つ、HDMI2.0ポートが2つ、2.5GbE LANポートとなります。
また、他のミニPCと同じくVESAマウントでモニター裏に設置することも可能で、冷却性能としては同社が自社開発した冷却システム「IceBlast 1.5」を搭載し、低騒音と高い空気流量で熱を素早く逃がし、高性能を維持してくれます。
先月にレビューした「A8」との違いは下記の通りで、ノイズが「A8」に比べると改善されてるとのことで、確かに「A8」は少しファンのノイズが気になるところがあったので、SDカードスロットが不要な場合は「A8X」も選択肢の1つとしてアリかと思います。
- 外観デザイン:「A8」の比較して本体サイズが大きく、冷却孔のデザインに違いあり。
- SDカードスロット:「A8」からSDカードスロットが省略されている。
- ノイズの改善:「A8」のノイズ問題に対応するため、「AX8 Pro」ではノイズが大幅に改善されており、動作中のファンのノイズは「A8」に比べて約50%減。
OSは「Windows 11 Pro」を搭載し、価格は「Ryzen 7 8845HS」搭載モデル(32GB RAM+1TB SSD)が107,550円、「Ryzen 9 8945HS」搭載モデル(32GB RAM+2TB SSD)が136,050円となっており、当ブログ専用のクーポンコード『TAISY0 GEEKOM』を決済時に入力することで、5,000円オフで購入可能で、2024年7月21日までであればクーポンコード『TAISY021ST』を利用することで5%オフで購入可能です。
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